最初に夜を手ばなした

最初に夜を手ばなした

999円 (税込)

4pt

4.6

ツイッターで投稿後、たちまち3万越えの反響!
難病を抱えた少女の力強い生き方に感動の声、続々。

-------------------------------------------
弱視ろうであるわたしの半生を絵本にしてみました。
みなさんにとっても決して無関係ではないので、
ぜひ読んでみてください。
-------------------------------------------

生まれつき聾唖で
だんだん目も見えなくなっていく
アッシャー症候群を患い、
夜を手ばなし、昼を手ばなし、
冒険心も、大好きな本も手ばなしていく。
できていたことができなくなっていく絶望感の中で、
タブレットで本を読み、
スマートフォンで会話をし、
やがて見えなくなる世界を
アプリを通して全力で記憶する。
音もなく、トイレットペーパーの芯を覗くような視野で見える世界が、
どれほど愛おしいものなのか――
著者の心からの願いが一冊の絵本になりました。

失ったものは二度と戻ってきません。
「今」を後回しにしていませんか?
(あとがきより)

作者の椿さんは、耳が聞こえなかった。
そこに目もだんだん見えなくなってきた。
そのことを椿さんは、
「夜を手ばなした」と表現している。
なんという美しい表現でしょう。
椿さんは諦めない。
私は椿さんの個性を、うらやましく思います。
(黒柳徹子さんからのコメントより)

...続きを読む

最初に夜を手ばなした のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年02月04日

    「no art no life」で椿冬華さんを知りました
    わたしは生まれつき耳が聞こえず 幼い頃に右目も見えなくなった 左目はまだ穴から覗く感じで見えているけれど 年々視野は狭くなってきている
    ある日突然見えなくなるかもしれない
    絵はペンタブレットで描く
    自由に拡大出来る画面がわずかな視界を助けてく...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年04月11日

    絵柄とその色彩に思わず心を奪えてしまします。とても美しく、切なく しかし勇気を貰える本だと思いました。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月26日

    タイトルがどんな意味なのか、最初に黒柳徹子さんが教えてくれる。最後まで読んで、もう一度ここに帰ってみると、本当にそうだなと思う。大人も子どもも読むべき本。

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月10日

    わたしにはちょっとつらかった
    このまま目悪くなって見えんくなったらどうしようとか
    小さい頃はよくネガティブに考えよったけど
    実際に耳が聞こえん、目が見えん中で
    それをマイナスに捉えずに全力で自分や周りを愛す
    そんな人生ってかっこいいしすてきすぎる
    てるさんが言ってた通りがんばろうっておもえるえほん

    0

最初に夜を手ばなした の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

同じジャンルの本を探す