作品一覧

  • 最初に夜を手ばなした
    4.6
    1巻999円 (税込)
    ツイッターで投稿後、たちまち3万越えの反響! 難病を抱えた少女の力強い生き方に感動の声、続々。 ------------------------------------------- 弱視ろうであるわたしの半生を絵本にしてみました。 みなさんにとっても決して無関係ではないので、 ぜひ読んでみてください。 ------------------------------------------- 生まれつき聾唖で だんだん目も見えなくなっていく アッシャー症候群を患い、 夜を手ばなし、昼を手ばなし、 冒険心も、大好きな本も手ばなしていく。 できていたことができなくなっていく絶望感の中で、 タブレットで本を読み、 スマートフォンで会話をし、 やがて見えなくなる世界を アプリを通して全力で記憶する。 音もなく、トイレットペーパーの芯を覗くような視野で見える世界が、 どれほど愛おしいものなのか―― 著者の心からの願いが一冊の絵本になりました。 失ったものは二度と戻ってきません。 「今」を後回しにしていませんか?  (あとがきより) 作者の椿さんは、耳が聞こえなかった。 そこに目もだんだん見えなくなってきた。 そのことを椿さんは、 「夜を手ばなした」と表現している。 なんという美しい表現でしょう。 椿さんは諦めない。 私は椿さんの個性を、うらやましく思います。 (黒柳徹子さんからのコメントより)

ユーザーレビュー

  • 最初に夜を手ばなした

    Posted by ブクログ

    「no art no life」で椿冬華さんを知りました
    わたしは生まれつき耳が聞こえず 幼い頃に右目も見えなくなった 左目はまだ穴から覗く感じで見えているけれど 年々視野は狭くなってきている
    ある日突然見えなくなるかもしれない
    絵はペンタブレットで描く
    自由に拡大出来る画面がわずかな視界を助けてくれる
    わたしには
    好きなことがいっぱい!
    できる?できない?
    そうではない
    やるか やらないか
    だからわたしは諦めない
    今 この時を全身で感じている
    わたしは生きている
    やりたいと思ったことを 後回しにはしたくない
    後悔する生き方をしたくない
    -愛することを後回しにすんな 今 愛せ!-
    とても素晴

    0
    2021年02月04日
  • 最初に夜を手ばなした

    Posted by ブクログ

    絵柄とその色彩に思わず心を奪えてしまします。とても美しく、切なく しかし勇気を貰える本だと思いました。

    0
    2020年04月11日
  • 最初に夜を手ばなした

    Posted by ブクログ

    タイトルがどんな意味なのか、最初に黒柳徹子さんが教えてくれる。最後まで読んで、もう一度ここに帰ってみると、本当にそうだなと思う。大人も子どもも読むべき本。

    0
    2024年03月26日
  • 最初に夜を手ばなした

    Posted by ブクログ

    わたしにはちょっとつらかった
    このまま目悪くなって見えんくなったらどうしようとか
    小さい頃はよくネガティブに考えよったけど
    実際に耳が聞こえん、目が見えん中で
    それをマイナスに捉えずに全力で自分や周りを愛す
    そんな人生ってかっこいいしすてきすぎる
    てるさんが言ってた通りがんばろうっておもえるえほん

    0
    2022年02月10日

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