囚われオメガの戦国嫁入り絵巻 【電子限定おまけ付き＆イラスト収録】

雨月夜道 / 駒城ミチヲ

オメガ＝白銀、アルファ=山吹と呼ばれている日本の戦国時代。もとは普通の人間だったが、髪が白と黒の斑になる“陰陽白銀"となった操は、金で買われて山吹に嫁ぐ日を待っていた。そこへ現れた朱虎は、以前操が住んでいた小国を治めていた時藤家の嫡男。農民にも分け隔てなく優しかった朱虎は子供の頃の操の命の恩人だった。まさかここで再会できるなんて。喜ぶ操だったが、朱虎からは忘れられている上に自分は囲われの身。どうすることも出来ないと諦めていたら、朱虎がこっそり操の庵に忍んできて“夫婦ごっこ"をしようと言ってきてーー!?電子限定書き下ろしSSを収録!!

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 幻冬舎コミックス
• 掲載誌・レーベル: 幻冬舎ルチル文庫
• 電子版発売日: 2019年12月20日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 9MB

[にこ · ★★★★★]

戦国オメガバース

戦国時代が舞台のオメガバースものです。
山吹(アルファ)至上主義の世の中で、イロナシ(ベータ)の朱虎と白銀(オメガ)の操が、苦難を乗り越えて結ばれるストーリー。
心の傷を抱えながらも、お互いを思いやり成長していく姿がとても良かったです。

[みずたまーち · ★★★★★]

この世界観好き

不憫受けが好物なので
とても楽しませていただきました。
虐げられながらも芯が強い受けと
明るく前向きで強い攻めの恋模様を軸に
戦国時代の武将としてのサクセスストーリーもまじえていてとてもおもしろかったです。

同じ世界観の新婚バージョンも読んでみます

[Goodmorning · ★★★★★]

泣けてきてしょうがなかった。

オメガである事を受け入れてアルファの元で幸せになっていく、
そんな単純な物語ではないからです。
そんな王道の設定、甘い溺愛ものも好みではありますが。

幼い頃のただ一度の邂逅、それぞれの分かたれた道でのそれぞれの苦難。
攻め様は山吹（アルファ）でないが故、受け様は白銀（オメガ）である故に。

再会後の受け様の不遇を解決していく様はハラハラしつつも痛快でした。

過去にとらわれつつも、弱みをみせる事を恥と思わずにいられるようになる攻め様
諦めず前向きに側にいたいと願いを口に出せるようになる受け様。

爺を始め、味方についた人たちも皆いい味だしています。

[み · ★★★★☆]

前作のスピンオフ

スピンオフとは知らず購入しましたが
読んでいなくても問題なく読めます。
ちょっと切ない設定でしたが
主人公の操も朱虎も前向きで
必死に頑張る姿に好感が持てました。

[iwasaki · ★★★☆☆]

よかったです。スピンオフということで、世界観は同じに、大切な相手を見つけて、自分だけの価値を見いだす、常識に抗って自己を肯定する強さを得る、いいお話でした。若干どうしても似た感じになってしまうのは、テーマが同じだけに仕方がない、というか敢えてなのかなぁ。