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Posted by ブクログ 2016年08月21日
「安全性の考え方」に学ぶ
表題は武谷三男氏の著書名。
武谷氏の著作を根拠に、本書の中で企業の環境マネジメントにおける善管注意義務を語る。
そのポイントだけを言うと、
・危険なものはできるだけ外へ出さないのが、
排水処理の根本原理。
・排水の処理方法が研究、調査されるべき。
・排水後も環境に異常が...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月09日
一見とっつきにくそうな見た目、タイトル、そして本を開いてびっしりを細かい活字やグラフが並んでいるのを見て一瞬ためらったが、読み始めると止まらない感じでぐいぐい読ませる良書だった。
水俣病の診断と研究に心血を注いだ筆者が、昭和46年当時の水俣病の状況について、様々な観点から論じた本。
水俣病の発見と...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月16日
水俣病の臨床をその初期から現在まで続けている医師、原田正純先生によって1972年に書かれた本。「公害」について、「公害に対する国や企業の姿勢」についての本質を痛感すること請け合いです。今回の福島第一原発事故も間違いなく「公害」であり、すべての人、特に医療者は必読と思いました。久々に赤線を引きまくった...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月15日
[ 内容 ]
公害病の中でも大規模で最も悲惨なものの一つ、水俣病。
苦痛に絶叫しながら亡くなった人々や胎児性患者のことは世界的にも知られているが、有機水銀によるこの環境破壊の恐るべき全貌は、いまだに探りつくされてはいない。
長年患者を診察してその実態の解明にとりくんできた一医学者の体験と反省は、貴重...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月05日
水俣の裁判の場合は、企業に過失があったかどうかということがいちばん大きな争点であること、水俣病の発生から実に15年も経って、はじめて「水俣市報」で水俣病認定申請手続の広報がなされたことに驚かざるを得ない。とにかく日本という国は責任を取ろうとしない。実際に起こってしまったことに対して、被害者が納得でき...続きを読む
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