ＪＫハルは異世界で娼婦になったｓｕｍｍｅｒ

平鳥コウ

『JKハルは異世界で娼婦になった』本篇後も、ハルたちの異世界ライフは続いていた――転移前の出来事を千葉の視点から綴った前日譚「いつかヒーローみたいに君のこと救いたかった」、娼館に下着泥棒現る!?「夜想の青猫亭殺人事件」、最強の冒険者の仲間イーゴとシスター・キヨリの物語「泥河は低く流れて」、ハルのその後とルぺの選択を描く「mom」など……。JKハルのキャラクターに再び会える、シリーズ短篇集

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: SF・ファンタジー / SF（国内）
• 出版社: 早川書房
• 掲載誌・レーベル: ハヤカワ文庫JA
• シリーズ: ＪＫハルは異世界で娼婦になったシリーズ
• ページ数: 320ページ
• 電子版発売日: 2019年12月04日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★☆]

本編のその後の物語。千葉やルペママ、シスターキヨリなど、主に周りにいた人たちの視点で語られる。本編読んでから少し間が開いてしまったため最初はスモーブすら思い出せず、ちょっと焦りましたw。相変わらず不思議な読後感で、スッキリではないけど、暗いばっかりの話でもない。なかでも転生前の出来事が千葉目線で語られる前日譚「いつかヒーローみたいに君のこと救いたかった」がなんとも言えない哀愁が漂い心に響いた。千葉ってグンマとかサイタマとか言われてるけど、ちょっと中二病なだけで意外と考えてたんだなw。

[ブクログ · ★★★★★]

ハルよりも千葉やキヨリ、ルペがメインの巻。
ハル視点からだと、ただ気持ち悪い言動が多いばかりの千葉や、真面目過ぎるキヨリ、飄々としていて強く見えるルペも、ハルに見せる以外の色んな面を持っており、そのギャップが面白い。

ハルについては結構衝撃的な事実が提示されたまま終わったわけだが、果たしてどうなるのか。
続編も出して欲しいけど、このまま終わっても問題はない書き方にはしてるんだよな。売上次第？

[ほるべ · ★★★★★]

前作の続きだったり視点違ったり

前作のスッキリした終わり方も好きですが、それにちょっとだけ続きが見せてくれたり、視点を変えてハルちゃんが居ない時にルペちゃんや千葉がどう過ごしてたのかが分かる話でした。

それから前作の春キヨリの最後の神様とハルの会話だけだとシクラソさんの転生先がもしかして…？ってくらいしか分からなかったけど、このお話を読んで納得しました。
パワフルで賑やかなお母さんと友達に囲まれて100%無敵で幸せに過ごせるから安心してね、ハルちゃん

＃ハッピー ＃エモい ＃アガる