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Posted by ブクログ 2024年04月22日
公共分野に関わるかもしれない人で、今の行政機構に詳しくない人にとてもおすすめです。
著者本人も書いていましたが、地方自治体の在り方について解説するのみで、そこに正負の感情はなく、読みやすかったです。中立な視点でバランスよく書かれていると感じました。
学び
・政党政治の観点から見た国と地方の違い(議...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月18日
【人口という基準、画一的な政治と行政の制度、大規模な財政調整制度という三点セットは強固だ。一九九〇年代以降の改革の時代により、さまざまな変化が生じたが、それでも根幹は変わっていない。しかし、これがどこまで維持できるのか】(文中より引用)
身近な存在でありながら、複雑さと多様性でなかなか理解が難しい...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月15日
本書は、現代日本の地方政府の実態を、政治制度、中央との関係、地域社会・経済との関係から、戦後70年の間に生じた変化と連続性、他国の地方政府との間に見られる共通性と異質性にも留意しつつ、描き出している。なお、「地方政府」とは、いわゆる「地方自治体」のことであるが、本書では、地方にも政治があるのであり、...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月29日
日本の地方自治体の仕組みとそれを取り巻き関係者との力学、そしてその歴史的な経緯をコンパクトにまとめてくれている一冊です。エピソードベースで個別の事象を解説するというよりは、統計や法律をベースに日本の自治体がいまのような形となっている原因を構造的に解説しています。
中央との関係の変化や人口偏重、横との...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月09日
日本の地方政府を、鳥の目と虫の目から、また歴史的な発展も加えて、今ある姿とその背景を解説している。
統計データに基づいた解説なので説得力がある。また、諸外国との比較で地方政府を世界の中で客観的に評価しているので、世界の中での位置付けや特徴、ひいては今後どのようにすべきかの示唆が示されていて、とても勉...続きを読む
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