日本の地方政府 1700自治体の実態と課題

日本の地方政府 1700自治体の実態と課題

ビジネス・実用
1,100円 (税込)

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日本には都道府県47、市790、町745など、1700を超える地方政府がある。一般に地方自治体、地方公共団体と呼ばれ、行政機構のみが存在する印象を与えてきた。だが20世紀末以降の地方分権改革は、教育、介護、空き家問題など、身近な課題に直面する各政府に大きな力を与えた。本書は、政治制度、国との関係、地域社会・経済の三つの面から、国家の2.5倍の支出と4倍の人員を持つ地方政府の軌跡、構造と実態を描く。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 政治
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    日本の地方政府 1700自治体の実態と課題
  • タイトルID
    :
    641051
  • ページ数
    :
    272ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年08月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    8MB

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日本の地方政府 1700自治体の実態と課題 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    公共分野に関わるかもしれない人で、今の行政機構に詳しくない人にとてもおすすめです。
    著者本人も書いていましたが、地方自治体の在り方について解説するのみで、そこに正負の感情はなく、読みやすかったです。中立な視点でバランスよく書かれていると感じました。

    学び
    ・政党政治の観点から見た国と地方の違い(議会と首長に捻れが起きやすい等)
    ・国、県、市町村の役割の違い
    ・地方自治体の成り立ち
    ・人口は目標になりやすいが、住む人の性質を考えないと行政が立ち行かない
    ・地方交付税を用いた地域再分配の仕組み

    0
    2024年04月22日

    Posted by ブクログ

    【人口という基準、画一的な政治と行政の制度、大規模な財政調整制度という三点セットは強固だ。一九九〇年代以降の改革の時代により、さまざまな変化が生じたが、それでも根幹は変わっていない。しかし、これがどこまで維持できるのか】(文中より引用)

    身近な存在でありながら、複雑さと多様性でなかなか理解が難しい地方政府のシステム。理解のための第一歩として地方政府がどのように成立し運営されているかを概説した作品です。著者は、父親が市役所の職員であったことから地方政府に関心を持つようになったと語る曽我謙悟。

    教科書的な記述が続くために正直なところ読みづらさを感じる部分もありましたが、網羅的に地方政府についてまとめられており、学習のためには適した一冊かと。現在の地方政府が抱える問題を端的に示した部分は特に読み応えがありました。

    あまり普段読まないタイプの作品でしたが☆5つ

    0
    2019年10月18日

    Posted by ブクログ

    本書は、現代日本の地方政府の実態を、政治制度、中央との関係、地域社会・経済との関係から、戦後70年の間に生じた変化と連続性、他国の地方政府との間に見られる共通性と異質性にも留意しつつ、描き出している。なお、「地方政府」とは、いわゆる「地方自治体」のことであるが、本書では、地方にも政治があるのであり、地方における代表と統治の全体を理解するために、あえて「地方政府」という言葉を用いているとのことである。
    政治学、行政学、財政学、社会学などの最新の研究成果もふんだんに盛り込みつつ、平易簡明な構成と文章で、日本の地方政府の実像を構造的かつ多面的に明らかにしている良書であり、地方自治関係者には必読の内容であると思う。
    本書を読んで、1)現行の地方議会の選挙制度の帰結として日本の地方政治に政党制が根付いてこなかったこと、2)これまで日本の地方政府においては、政策目標として人口が過剰に重視されてきた一方で住民の質への関心が薄かったこと、3)福祉としての住宅政策が欠落してきたこと、4)地方分権改革において地域間再分配の問題が正面から取り上げられてこなかったことなど、いろいろな気づきがあった。

    0
    2019年08月15日

    Posted by ブクログ

    地方自治体の歴史や政治制度、諸外国との比較などコンパクトにまとまっている。あんまり注目してこなかった分野だが、結構面白かった。特に都市計画や地方活性化などに直結するため、ビジネス的な視点で見てみても面白そう。

    0
    2021年04月07日

    Posted by ブクログ

    非常に勉強になった。今の地方政府が、どうしてこのような形・制度なのかわかった。縦割りも平素の行政サービスには最も効率的。事態対処のたびに、横断的業務に発展がみられればいいなあ、と思う。

    0
    2020年12月13日

    Posted by ブクログ

    日本の地方政府がかかえるかだいなど、明快に論じている。高校生レベルではやや難しいかもしれないが発展的学習の手引きとして有効か。

    0
    2019年12月22日

    Posted by ブクログ

    選挙区構造や首長の政党との距離感に係る部分は興味深かった。ただ、全体的に総花的で、あまり新しい話はなかったかな。

    0
    2025年12月20日

    Posted by ブクログ

    地方の選挙では、なぜ無所属で立候補するのだろうか?推薦という実質的な選挙協力を受けつつ、知事や市区町村長が与野党相乗りで支援を受ける光景が地方政府においては常態化している。地方政府では首長の権限が強く、地方議会議員は行政執行部に対して相対での要望を上げるケースが大半であり、国政の構造を踏襲しにくい。

    地方自治体と少なからず仕事することがあって、なかなかその構造を理解するのが難儀だった。とくに都道府県と市町村という2層構造は、都道府県が明治期以来の国の出先機関が出自で、市町村は地域コミュニティが合併を繰り返してできた土着性の機関であるため、なかなか異なった性格を持っている。

    警察や教育、保健福祉のような広域行政を担う都道府県にとって、大きな市ほど補完すべき業務が少なくなる一方で、町村は人的支援を含めた様々な業務が発生する。とくに災害対策の土木工事や農水関連の補助事業など、町村がその現場となる歳出予算も多いため、都道府県の出先機関は町村と一体的に動くケースも出てくる。

    また教育や警察など、人的リソースによるユニバーサルサービスは都道府県がその人件費を負担し、ジョブローテーションを通して域内で均質な水準を維持する政策が採られている。その結果都道府県職員の多くは教員や警察官となり、オペレーション能力に長けた組織が成り立つ。そしてそこには政治的なイデオロギーが介入する余地はあまりないのだ。

    果たして、47都道府県と1718基礎自治体という現在の構造は適正なのだろうか?そこには粒度の違う様々な業務を最適化していくという高度な因数分解が必須となる。スケールメリットのための広域合併は限界となりつつあり、すでにDXのような地理的制約を伴わない業務効率化が出始めている。もしかしたら、遠く離れた自治体同士で一部事業を統合するような動きもあるかもしれない。

    0
    2025年08月16日

    Posted by ブクログ

    2024.9.16
    兵庫県知事の問題があったので、地方政府を知るために…
    ただ、何も知らずにそのままニュースを鵜呑みにして、斎藤知事を否定したくない。

    0
    2024年09月16日

    Posted by ブクログ

    日本の地方自治体の仕組みとそれを取り巻き関係者との力学、そしてその歴史的な経緯をコンパクトにまとめてくれている一冊です。エピソードベースで個別の事象を解説するというよりは、統計や法律をベースに日本の自治体がいまのような形となっている原因を構造的に解説しています。
    中央との関係の変化や人口偏重、横との繋がりの強さなど、言われてみるとなんとなくそうだなと感じていたところをしっかり解説してくれるのがありがたいです。

    0
    2019年08月29日

日本の地方政府 1700自治体の実態と課題 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 政治
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    日本の地方政府 1700自治体の実態と課題
  • タイトルID
    :
    641051
  • ページ数
    :
    272ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年08月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    8MB

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