殺しの柳川 日韓戦後秘史

殺しの柳川 日韓戦後秘史

1,727円 (税込)

8pt

3.8

在日に愛され、在日に憎まれた男の真実。

最強の「在日ヤクザ」と称された柳川次郎は、1969年に柳川組を解散すると日韓の架け橋として両国を行き来した。全斗煥時代には政権中枢に影響を及ぼすも、民主化とともに力を失い、志半ばで1991年に没した。

柳川が堅気となった後半生は、これまでほとんど語られたことがなかった。暴力的なイメージゆえに、日本人社会だけでなく在日社会からも白眼視されたからである。日韓戦後史のなかで異彩を放った男の本格評伝。

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殺しの柳川 日韓戦後秘史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この取材力と筆力はすごい。
    丁寧に事実関係を調べ、考察されている。

    柳川次郎という人間について、少し納得できた気がする。
    もちろん、一人の人間を完全に理解することは出来ないし、その生き方に感銘を受けるわけでもないけれども。

    戦後の混乱期に彼の暴力を必要とした人は少数であったとしても確かにいて、で

    0
    2024年07月16日

    Posted by ブクログ

    殺しちゃ嫌よ。

    ってな事で、竹中明洋の『殺しの柳川 日韓戦後秘史』

    三代目山口組 田岡組長の直参で、初代柳川組組長、韓国出身の柳川次郎の秘史。

    鬼頭組(組員100人)へたったの8人で日本刀で殴り込みをかけた事で、山口組随一の武闘派で「殺しの柳川」の異名を持っていた。

    しかし、柳川組の解散を機

    0
    2024年01月22日

    Posted by ブクログ

    許永中に会いに行くところから始まり、興奮する/ かつて斯界を震撼させた、殺しの軍団柳川組/ 柳川次郎の引退後の人生を掘り下げている/ 在日朝鮮人として生まれ韓国・日本社会の狭間で葛藤する/ 韓国政府の窓口となり日本での工作に参加、大統領とも深い関係になる/ 大阪における民団と総連の暗闘/ 部落解放同

    0
    2019年09月22日

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