老舗旅館の一人娘・鈴花は、旅館の経営状況が悪化し資金援助をしてもらうため御曹司・和樹と契約結婚をすることに。ところが、愛のない結婚をしたくなかった鈴花は離婚を決意! 夫から別れを切り出してもらおうと、和樹に一生懸命かわいい嫌がらせを仕掛けるも、まさかの逆効果!? 「そんなに煽るなよ」――彼の溺愛本能を刺激してしまった鈴花を待っていたのは、旦那様の甘すぎる逆襲で…!?
政略結婚なのに、鈴花の天然の優しさにだんだんと心をとらわれて好きになっていった。
読み始めなんとも上から目線のいけ好かない男と思ったけど、自分の気持ちを認めたら、デレデレ、ラブラブ!良かったです。
ヒロインのけなげさと可愛いさと、ヒーローの堕ちていく様がキュンキュンしてしまう。
秘書の一言がいい味を出していて、何回でも読みたくなる作品です。