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Posted by ブクログ 2024年02月29日
地球温暖化を疑問視したり進化論を拒絶する人が米国には多い。その理由は「科学リテラシーの欠如」ではなく、個人の価値観や信念にある。そのため、科学的な事実を事実として伝えるだけでは、人々を事実に至らしめる事はできない。ではどうすれば良いか。本書による答えは、相手を尊重し、共感を得るように伝えること。伝え...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月30日
人々の共感を得るには事実を並べて「こんなに証拠がありますよ」ということではなく、よりわかりやすく相手の立場に共感しつつ、伝えていく努力が必要ということが重要だと認識。事実(厳密には科学的事実)よりも共感力とコミュニケーション力のほうが重要ということ。
大半の日本人としての感覚では、科学的思考は正しく...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月24日
公共の交通機関が皆無のアメリカのド田舎に留学経験がある私としては正直、トランプ大統領が誕生した時は何の意外性も感じなかったんですよね。。。この本で書いている通り未だに進化論を信じてない人が多くいて、その様な人達が通わせる学校まで存在しているんですよ。留学していたのは20年位前なので、その当時と変わっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月04日
科学をどう伝えるか。
価値観、信仰、利害。
こうしたものを超え、普遍的であるべき、と筆者が考える科学を、どう伝えればよいか。
そうしたことを、考える本。
学べば学ぶほど、自らの仮説・直感を補強していき、頑なになる傾向があること。
論理は好悪の奴隷、という話。
演説に大切なものとして、論理、信頼、共...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月15日
事実を訴え続ければ、分かり合える。
そんな考えは甘いのかもしれない、と思わされました。
アメリカでは今でも進化論や地球温暖化を信じていない人がいるという入り口から、人々が反化学の思考に至るプロセスを、現地の人の取材を交えて解説した一冊です。
進化論や地球温暖化を信じない人たちとは、どのような人た...続きを読む
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