通信の世紀―情報技術と国家戦略の一五〇年史―(新潮選書)

通信の世紀―情報技術と国家戦略の一五〇年史―(新潮選書)

作者名 :
通常価格 1,232円 (1,120円+税)
紙の本 [参考] 1,540円 (税込)
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作品内容

明治四年、一本の海底ケーブルに始まった「通信」のパワーゲームを日本はいかに戦ったか。政治、外交、軍事、諜報、経済……あらゆる資源を投下しても埋めきれなかった列強との差。疑心と慢心に敗れた情報戦としての太平洋戦争、そして戦後――。今なお拡大し続ける「情報の戦争」を源流から理解する、技術(テクノロジー)と戦略(ストラテジー)の興亡。

カテゴリ
ビジネス・実用
ジャンル
雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮選書
ページ数
320ページ
電子版発売日
2019年05月10日
紙の本の発売
2018年11月
サイズ(目安)
21MB

通信の世紀―情報技術と国家戦略の一五〇年史―(新潮選書) のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年07月02日

    「国際」という言葉は文字通り「国」の「際」で「国境線」をイメージさせますが、その線を垂直に横切る線が海底ケーブルで、その存在が「国際」という概念を作っているのだと知りました。5Gの時代の訪れに通信の未来を感じたりしますが、国際通信そのものは明治4年にデンマーク国籍のグレートノーザン電信会社の海底ケー...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月08日

    通信インフラという着眼点がユニーク。最初の電信を巡るエピソードは興味深かったし、太平洋戦争開戦時の「宣戦布告の遅れ」についての分析は秀逸。

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    Posted by ブクログ 2019年09月02日

    国際通信の歴史が俯瞰できておもしろかった。技術が世界を変えたってのが良くわかる。海底電信ケーブル→短波無線→海底同軸ケーブル→衛星通信→光ファイバーと進歩してきたのを、「有線と無線がまるで源平の盛衰のように交互に主役を務めてきた」ってまとめてたのうまい。それにしても明治4年の岩倉使節団の時にはすでに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年05月08日

    約150年に渡る「通信」の歴史を詳細に記している。膨大な資料から綿密な内容となっており、とても論理的でわかりやすい。

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    Posted by ブクログ 2019年02月18日

    第四章 そして対米通告は遅れた を書きたくてこの本を書いたのだろうという印象。時系列的に多くの資料、裁判記録、手記から当時の状況を追う作業は敬服に値する。

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