笑う禅僧 「公案」と悟り

笑う禅僧 「公案」と悟り

880円 (税込)

4pt

3.8

本書は、禅の伝統的な修行の場で用いられる問答に使われる問題である「公案」を中心に禅者のエピソードを取り上げ、臨済禅の世界を紹介するものです。公案にはいろいろな種類があります。修行者を悟りへと導くもの、逆に悟りへの執着を捨てさせるもの、あるいは師匠が修行者の悟境を測り、さらに向上させるもの、などです。これらの問いに答えていくことによって悟りに接近していくのが臨済禅の特徴なのです。

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笑う禅僧 「公案」と悟り のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年03月06日

    宗教をかたるには、上のものをいかに下に持ってくるのかにあると思う。形を大事にするあまり、本質が違ってしまったものや、わかりにくいものがあるけれど、この本は形は違うけれど本質は近いものを見せてくれたような気がする。
    わかった事は、無は認識した時点で無ではない、前はいかにそれになろうかとする。
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    0

    Posted by ブクログ 2012年03月03日

    評価あんまりよくないけど・・・これ面白かったよ!!
    禅という、アブナくて変テコで、それでいてヤクザな(いや、ほんとに)宗教を、よくぞここまでわかりやすくしかもそのややこしさを損なわずに書いたなーと、とても感心した。

    禅の本質ってなんぞや。これは究極の問いである。
    What is zen?
    わからな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年09月22日

    章の冒頭に紹介されている公案を見ても「なんでこれが公案?」とわからず、その後の解説を読んでもやっぱりどこが公案なのかわからないものがしばしばあった僕は、禅には向いていないのであろう。

    禅の思想は面白いんだけど、結局は「なんでもあり」だし、「言ったもん勝ち」みたいな気がしないでもない。

    0

    Posted by ブクログ 2011年08月31日

    まえがきにある通り頭を空にして読んでみましたが、自分にはよく分からない公案も多かったです。
    安永先生の広範な知識に触れられるだけでも楽しめます。

    0

    Posted by ブクログ 2011年06月09日

    悟りって二律背反の状況を一挙にぽんって感じで打破することのような気がした。多分これは自分の頭の中で分かったつもりになっているようで、分かっていないんだろうな。うーん。深すぎる。

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