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「このビィ・フォアードっていうのは一体、何者なんだ!?」。グーグルの役員会議室では、こんな会話が飛び交ってたという。アフリカ各国の人気サイトランキングで、グーグル、ヤフー、ウィキペディア、フェイスブックなどと並んで、なぜか軒並み上位に上がっていたのは、日本人でもまだまだ無名の会社だった。ECを武器に大躍進を続ける小さな日本企業の秘密を社長自らが明らかにする。
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Posted by ブクログ
-日本の中古車の流通は、3つのビジネスに分かれている。 ①車の所有者から買い取る買取業 ②買い取った車を業者間で売買するオークション業 ③オークションで競り落とした車を売る販売業 新車ディーラーは、新車オーナーから中古車を買い取るので、ディーラーには中古車部という中古車を販売する部隊を必ず持っている...続きを読む。しかし、新車ディーラーは必ずしも自社に車を買い取るわけではなく、また状態が悪い車両や在庫が多い車両は買い取りたくないので、買取業者が存在する。平成に入ってからは個人から直接買い取るガリバーなどの業者が台頭。 -中古車の買取と販売を同じ企業がやらないのは、売る場合は車両の方向性(車種など)を統一したいのに対し、買う場合は全て下取りしなくてはならないため。 -アフリカで好まれる車両は、世界共通で定番のトヨタカローラ。日本とは好みが違く、色がついてる必要がある。アフリカは黒がダントツ、ゴールドも。悪路が多い国はrvが売れる。アフリカの乗合タクシーはハイエースバンなのでこれも人気。ディーゼル車はエンジン構造が簡単なので修理しやすい。燃費もよく悪路でも走れるので人気。 -48時間以内の入金が一つの軸。与信の一つの基準軸。 -白い車が売れるのは日本と韓国だけ。
こんな会社があったとは…未経験の事は何でもやってみる大事さが伝わってきた 言葉や国の壁紙すら乗り越える山川社長の力は凄すぎる
昔ビジネススクールの授業で「経営者自身が企業のコアコンピタンスになりうるか?」と質問したところ、毒舌で有名だった戦略論の教授から「No!」と即座に全否定されたことを思い出す。カリスマ経営者は明らかに模倣されないユニークな能力だけれど、会社から居なくなったらおしまい、という主旨だった。 日本の越境EC...続きを読むをリードする中古車販売のビィ・フォアード社の軌跡が赤裸々に語られる本書。先日著者の山川社長にお会いする機会を得たので、例えばサイト上に掲載する写真の枚数を増やす、というのはやろうと思えば誰にでもすぐできるものなのに、なぜ追随されないのか?と疑問をぶつけてみた。社長は「なぜか分からないけどやらないんですよね。うちはヒマだったからできたんです」と豪快に笑っておられた。 さらに、同社の役員・社員の方々も、社長のビジョンを信じて、もっと言うと「社長ラブ」で「緊張感のある和気藹々」のなかでお仕事をされている様子が感じられた。本を読んだ際にはさすがに誇張でしょ?と思った部分も実話だったんだな、と妙に納得。そういう点でも稀有なドキュメンタリー。 冒頭の質問への答えは全否定のNoではなく、やっぱり出発点として極めて重要な要素なのだ。それを文化としてどう根付かせるかが逆に研究されるべきポイントなのでは、と思いました。
とにかく、テンポが言い、一晩で読めてしまいます。 体育会系のノリで、メカが好き、そして、人好きで、現場好き、とにかく、チャレンジしてみる。 で、あっという間に、アフリカから入り、世界的に中古自動車を売れるスピード。 これは、インターネット、スマホの普及があればこそでしょう。 B to Ⅽで車を売るの...続きを読むですが、途中の物流、そして売掛金回収も事業を行っていく途中で、改善してしまう。 この人のすごいところは、近江商人と同じ考えで、三方よしだ。 そして、事業展開上で得られた情報、ノウハウを情報公開、情報共有、プロセスをきちんと説明できる状態を組織的につくっているということ。 今後の事業展開だが、開拓した信用・物流インフラに新たなアイテムを載せてみるということ。 江戸時代の北前船と同じということだ、空船では運行しない。 そして、事業に関わっている人間・社会がハッピーになる。 市場経済の開拓の見本ということだろう(笑)。
世界に日本のused in Japanを販売するビィ フオァワードの本。最後の未開の新興市場はアフリカとよばれて久しいですが、華々しい成功談はあまり聞こえてきません。政情不安、治安問題、内乱、宗教対立などなど課題満載のアフリカでどうやって実績をあげていったのか、その展開は胸アツです。 常に業界の先陣...続きを読むをきる姿勢には、たとえアフリカでビジネスができなくなっても、新たな新興市場でも戦えるチカラがあることを示すには充分な内容でした。 伝統的な業界でもインターネットやECを駆使すれば世界で戦えるという応援歌でもあります。
宣伝っぽいところもあるが、中々面白い。とにかくやってみようを続けた結果アフリカでの中古車販売を牛耳れるところまで到達した会社、ビィ・フォアードについて。
中古車輸出のECサイト「ビィ・フォアード」を紹介する本。 中間業者を配してウェブサイトから直接購入出ることで輸送費が高く抑えられるのが画期的で、アフリカで知らない人がいないような会社とのこと。 グローバルに活躍されてる企業なので、海外の話が面白かった。 アフリカは定期便が少なく輸送量が高い、船を確...続きを読む保するには実績が必要だが実績を作るには船が必要、リーマンショックやチャイナショックの影響などなど・・・。 特に外国籍の社員が多く、海外営業が積極的に進むのはなるほどなぁと思った。 たしかにもし自分が海外で働いてたら、「日本企業に売りこんでこようか?」ってなりそう。 チャイナショックでアフリカの景気が悪化するのはアフリカが政治的に中国寄りなのにつながるし、今の中国バブル崩壊の影響でアフリカがこの先危機に立たされるのかな?とか色々考えさせられてよかった。(銅価格はまだ落ちてないが、これから落ちるか?)
シンプルに面白い。日々の仕事の中で、より手応えのある方向へ素直に邁進していく。すると、気づかぬうちに対アフリカ、中央アジアで揺るぎない地位を築いているという、ビジネスを行う者は見習わねばならない教訓に満ちている。シンプルな志、目標がいかに重要か。
Googleを驚愕させた日本企業とは?ということで手に取った。輸出を専門とする中古車業。特にアフリカへの輸出は最大で、アフリカでは、社名がブランドになり、社名のステッカーやロゴ入りのアイテムが人気。日本はまだまだ世界を知らないと思った。
・中古車の世界ビジネスを発展させていった経緯や視点がとてもわかりやすかったです ・特にどう“知恵”を作っていったか、という地域事情・業界事情との試行錯誤は興味深かったです。 ・日本で当たり前のサービスを、アフリカ等で再現することで生まれたインパクトがこれまた興味深く。 ・実践者のビジネス本で、...続きを読むかつ新書であり、あっという間に読めました。 ・随処に豪腕っぶりが伺えて、本には書いていないことがまだまだありそうですね(本のタイトルにあるグーグルとは、どんなやりとりがあったのか、とか)。 … 独自の現場を重ねながら世界で挑戦中の会社のため、勇気づけられるとともに、今後の展開にも惹きつけられた一冊となりました。
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