憂国者たち

憂国者たち

1,881円 (税込)

9pt

4.0

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの内戦で、大量虐殺の罪に問われたラドヴァン・カラジッチ。彼は三島由紀夫の愛読者だった。この事実を知った女子大生・橘アカネは三島をテーマに卒論を書くため虐殺の地へと赴いた。一方、アカネの元恋人・鷲見恭一郎はネトウヨに惹かれて三島へと接近する。それぞれのアプローチが交錯するとき、戦後日本の姿と三島文学の本質が浮かび上がる!没後45年、新たな三島由紀夫像に迫る力作長篇小説。

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憂国者たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    三島由紀夫とカラジッチ、右翼とネトウヨとカウンターネトウヨ、男女の学生が卒論ために探求する。
    単に楽しむ小説じゃない。
    小説のカタチをとった三島研究書だ。
    でも読み難くない。ついつい読まされる。

    0
    2016年07月03日

    Posted by ブクログ

    1990年代、ヨーロッパのバルカン半島で起こったボスニア内戦。クロアチア人、ムスリム人、セルビア人の3民族が争う。やがて、セルビア人は共和国を作り、独立するが、初代大統領カラジッチは虐殺罪で戦争犯罪人として裁かれる。そして、彼は三島由紀夫の愛読者だったらしい。

    かぜカラジッチは三島を選んだのか、三

    0
    2016年05月20日

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