タモリと戦後ニッポン

タモリと戦後ニッポン

1,265円 (税込)

6pt

終戦直後に生まれ古希を迎えた稀代の司会者の半生と、敗戦から70年が経過した日本。双方を重ね合わせることで、あらためて戦後ニッポンの歩みを検証・考察した、新感覚現代史! タモリが各時代ごとにすごした場所をたどり、そこでの人間関係をひもときながら、戦後という時代を描き出してみると……タモリとは「日本の戦後」そのものだった! (講談社現代新書)

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タモリと戦後ニッポン のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年02月15日

    1945年敗戦の年に生まれたタモリさん。早稲田大学でダンモのマネージャーをして後、福岡に帰りサラリーマンになったタモリさんが、いかにしてテレビに出るようになったのか。いいともが終わってタモリさんはどう変わって行くのか。昭和の歴史、時代背景とともに描かれている。

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    Posted by ブクログ 2017年04月01日

     とても面白い戦後日本文化?史。
     読後、記述にもあった、赤塚氏葬儀での氏の弔辞を思い出した。タモリと言えばジャズ、という印象だったが、懐かしの4か国語麻雀やらハナモゲラ(言葉だけ聞いたことがあった)の話を通じて、日本の大衆文化を記す、というのが面白かった。

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    Posted by ブクログ 2015年11月07日

    著者のタモリ愛があふれた本.
    タモリという存在を通して,日本の戦後をまとめている.
    産業界でもなく,歴史の教科書でもない.
    でも,日本の歴史のある一面ではあるけれど,人物を通して見た日本の昭和,平成史として面白い.
    その人物が,またタモリという存在だから,とらえどころがあるような無いような,でもその...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月29日

    タモリの人生を振り返りながら日本の戦後史を語る。終戦の年に生まれたタモリさんの半生を見ていくことで日本の時代、風俗が立体的に浮かび上がる感がある。
    タモリさん自身への直接のインタビューはないので、まるで死後に出版された本みたいな印象も。
    ブラタモリは末永く元気に続けてほしい。

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    Posted by ブクログ 2020年09月26日

    おもしろかった。実に想定外だった。歴史的ドキュメンタリーである。そしてこの本が終わったあと、SMAPが解散し、令和になり、コロナの時代になった。

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    Posted by ブクログ 2019年09月02日

    2016/8/20タモリは終戦の一週間後に生まれている。期待した歴史部分は、少なかったがタモリの生涯を描いた力作だった。★4

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    Posted by ブクログ 2019年01月31日

    新書としてはページ数が多いが読み終わってみると飽きない内容。特にタモリの学生時代からのエピソードは興味深い。タモリのようなタレントは今後は出てこないのか。

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    Posted by ブクログ 2018年10月24日

    フリーライターにより、タモリの足跡を通して戦後ニッポンの歩みを振り返ったもの。芸能を中心に、日本の文化や生活について分析されており、特にタモリの生い立ちについては、膨大な文献により詳細な研究がなされている。タモリやたけし、さんまなどの芸人についての評価も、多数の評論家のものが記載されている。学術的と...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年04月27日

    〇目次
    序章:偽郷としての満州
    第1章:坂とラジオ、そしてジャズ―祖父母に育てられて
    第2章:大学紛争とダンモ研狂騒曲―森田一義から「タモリ」へ
    第3章:空白の7年間―ボウリングブームのなかで
    第4章:ニッポン最後の居候―タモリ出現
    第5章:テレビ「お笑い」革命―芸能人と文化人のあいだで
    第6章: ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年03月27日

    関係する多くの人が登場し、芸能史の勉強になりました。大学を卒業してしばらくののち、福岡でサラリーマン時代があったことがいちばんの驚きでした。タモリさんの面白さを当初、山下洋輔、筒井康隆、赤塚不二夫と、文化人が支持してたことも当時の独自路線であったのかなと思いました。

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