虚構の法治国家

虚構の法治国家

1,265円 (税込)

6pt

3.7

初めて暴かれた「法権力」中枢の不正義! 過去の著名冤罪事件と、2014年の岐阜県美濃加茂市長事件を取り上げ、元検事と元裁判官が「権力の犯罪」に斬り込む。

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虚構の法治国家 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2015年04月26日

    検察と裁判所という司法権力機構の内部組織に属する人たちが、外部から遮断された状態の中で、お互いの保有する国家権力をもたれ合いながら唯々諾々と人の命をもて遊ぶ。

    閉鎖的組織というものは、自らが長年踏襲してきた制度・慣習を正しいものと思いこみ、何ら反省することなく続けてしまう。

    司法官僚の実権は検察...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年03月22日

    郷原弁護士の名前は聞いていたが、本書でその迫力に圧倒された。

    美濃加茂市長が無罪になるのは当然のように思われる。
    小沢一郎、植草、が冤罪だろう、

    検察、裁判所が一体になっていれば何でも出来てしまう、いな、なされていたのだろう。

    0

    Posted by ブクログ 2015年03月15日

    「引き返さない」検察と、検察に「もたれこむ」(もたれかかるよりももっとひどい)裁判所の構図を実際の事件を通して赤裸々に暴く。
    裁判中の美濃加茂市長事件も、市長の無罪が確定している。
    (贈賄側は有罪)

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