「通貨」の正体

「通貨」の正体

814円 (税込)

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通貨を通貨たらしめているものは何なのか? 国家の威信なのか、金(ゴールド)なのか、あるいは……。脆弱な通貨の「正体」を見極めないまま、世界各国は莫大な財政赤字を積み上げ、金融政策を行っている。通貨への信頼を損なうばかりの政策の、その行き詰まりの先に見えてくるのは自国優先の貿易戦争と恐慌。それを避けるための処方箋とは? 世界経済が危険水域に近づくなかの必読の書! 【目次】はじめに/第一章 バラと通貨はどう違う?/第二章 嘆きの通貨、ドルの行方/第三章 ユーロ その混乱の源/第四章 「仮想通貨」の仮装を暴く/第五章 幻の通貨 バンコールが夢見たもの/第六章 人民元は誰のための通貨?/第七章 SDRのフワフワ感/第八章 隠れ基軸通貨 「円」の本当の姿/おわりに

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「通貨」の正体 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年06月26日

    ブロックごと個別の説明をしているので、これはこれで概略理解はできた。
    しかしそもそもの「通貨の正体」については、詳細の説明がされていない。
    それもそのはずで「説明のしようがない」ということがある。
    逆に本質の説明はある。
    「すべては人間の妄想。だから通貨こそが本当の『仮想』通貨。人間の信用ありきなの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年05月03日

    ビットコインなどを仮想通貨と呼ぶが、普通に流通している通貨も通貨の振りをしている、マネーの真似をしている仮装通貨にすぎない。通貨の基本は人本位制。すなわち認知であり認識。ドル。ユーロ。ビットコイン。人民元。円。現金の電子化。カオスと化した通貨世界にあって、大事なのは、各国の中央銀行がきっちり役割を果...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年06月28日

    通貨の基本は人本位制=人々の信用が大事。
    歌舞伎「恋飛脚大和往来」封印切の場面。

    1936年三国通貨同盟=24時間金本位制=アメリカだけが金交換に応じる。プレトンウッズ体制と同じ。

    国際金本位制の時代は、自由な金融政策を放棄した。
    ヨーロッパのERMは東西ドイツ統一で変化せざるを得なくなった。
    ...続きを読む

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