全国マン・チン分布考(インターナショナル新書)

全国マン・チン分布考(インターナショナル新書)

1,089円 (税込)

5pt

4.4

誰もなし得なかった空前絶後の画期的大研究! 女陰語はなぜ大っぴらに口にできないのか? 学術的にも高い評価を得たベストセラー『全国アホ・バカ分布考』の著者が、全国市町村への膨大なアンケートに基づき女陰・男根語の方言分布図を作成。言語地理学で丹念に読み解き、古文書、春画などをつぶさにあたる。そして至った驚くべき結論とは。一気読み必至の面白さ! 放送禁止用語に阻まれた『探偵!ナイトスクープ』の幻の企画が書籍で実現! カラー版女陰・男根方言全国分布図付き。

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全国マン・チン分布考(インターナショナル新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年05月19日

    あの「アホ・バカ分布考」の探偵ナイトスクープ松本さんが、同じく投書をもとに男根と女陰の名称を調べたという大作。
    いやいや、文化人類学ですよ。民俗学。アホ・バカと同じように、京都を中心とする同心円で言葉が伝わっていくということと、性がタブー視され言葉が秘められること、いろんなテーマが含まれています。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年02月27日

    奇書。奇跡の書。庶民の日々の暮らしに一大エンターテインメントを見出す「探偵!ナイトスクープ」を作り上げたテレビマンであり、番組始まりとはいえ「全国アホ・バカ分布考」という前人未踏の日本語研究を成し遂げた学者であり、圧倒的に女性礼賛者である独身男が、成し遂げたテレビでは放映出来ない、女性器と男性器の名...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年02月19日

     女性器と男性器の呼び名の所以由来を日本霊異記をはじめとした膨大な資料の中から読み解いていく。

     とりわけ「まら」が仏教語源かどうかについての考察はスリリングで、古典にあたって間違いを修していく楽しみを味わえた。こういう発見や論理的展開があるから批評や研究というのは楽しいんだよなぁ、ととみに思う。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月20日

    人気番組「探偵!ナイトスクープ」のプロデューサーだった松本修氏が番組では、放送禁止コードに引っかかるため残念ながら取り上げられなかった女陰・男根に関する日本語について全国分布をまとめたものです。新書なのですが、学術的にもきちんと調査されていて日本国民必読の内容です。松本氏の文章もどこまでも紳士的で好...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年02月22日

    筆者のあふれるばかりの思いが詰まった一冊。楽しく興味深く読ませて貰いました!
    「オソソ」は確かにイイなぁ…。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年05月26日

    興味本位で読んでみたが、実に学術的に素晴らしい仕事で、圧倒されることになった。各地の方言を採取しそれが京を中心に同心円状に分布している事を示すことによって、元々時代ごとの御所や宮中での高貴な女房言葉だった可能性を論じている。この論考は調査結果と数多くの文献をベースにしているので説得力がある。
    また、...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年04月04日

    2018/10/6 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2020/3/23〜4/4

    探偵ナイトスクープ発で絶賛された、「アホ・バカ分布考」の仕掛け人、松本修氏の眼の眩む様な努力の結晶の第二弾。男女性器の呼び方もみごとな周圏を描いていたことには驚かないが、その呼び名のルーツを探る氏の執念に脱帽。素晴...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年11月05日

    これも『全国アホ・バカ分布考』のように、ある視聴者からのハガキが元だった。ただし、女陰・男根語は放送禁止用語であるため、テレビでは取り上げることができなかった。

    「アホ・バカ」と違って、話はスピーディーに進んで行く。ただし、実際にかけた時間は23年!

    今回は、もう調査方法は確立されているし、大学...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年10月30日

    <目次>
    第1章  東京での「おまん」の衝撃
    第2章  「虎屋」の饅頭へのあこがれ
    第3章  「チャンベ」「オメコ」らの愛すべき素性
    第4章  女性の心に生きる「オソソ」
    第5章  琉球に旅した『古事記』の言葉
    第6章  「チンポ」にたどり着くまで
    第7章  「マラ」と南方熊楠
    第8章  女陰語の将...続きを読む

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