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江戸は浅草川に浮かぶ島、箱崎の小さな船宿「若狭屋」を切り盛りする女将のお涼。彼女は父親譲りの見えてしまう体質で、その面倒見の良い人柄からか、あやかしたちの世話をつい焼いてしまうのだった。探し物をしている片目片足の小僧、小さな蹴鞠の神様たち……。人間以外のお客が今日もまたお涼の元をふらりと訪れる。あの世とこの世をつなぐ不思議な船宿を舞台に贈る、愛おしくてあたたかい、あやかし奇譚。好評シリーズ第2弾。
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折口真喜子
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Posted by ブクログ 2019年03月01日
書き下ろし 不思議系の人情話8話が、前後して繋がっていく。 日本橋の船宿の女主お涼は、神やあやかしが見える不思議な力があり、いろんな不思議が寄って来る。この力は祖母の志乃、父の甚八から受け継いだもの。 お涼は猿田彦命という神様から「嫁にする」と言われているのだが、猿田彦は嫉妬深く、お涼が寺子屋で...続きを読む一緒だった吉弥に会っていると邪魔しに来る。 田の神様が伐られた木を探すためにやって来たり、蹴鞠の神が捕らえられた蹴鞠の精を救い出させようとしたり、古い笛の音に乗って出てくる精と話したりする。 父甚八も、亡くなって常世にいる母を会い、今は船宿の船頭になっている銀次が萱原を見に来ると、萱の穂のうえで女神が踊っていると教える。 ほんのり人情話なのがいい。
Posted by ブクログ 2019年05月30日
江戸は浅草川に浮かぶ島、箱崎。多くの船や荷が行き交うこの地の川辺で、お涼は女将として小さな船宿を切り盛りしている。父親譲りの見えてしまうたちのせいか、面倒見の良い人柄からか、お涼はいつのまにか集まってくるあやかしたちの世話をつい焼いてしまうのだった。探し物をしている片目片足の小僧、小さな蹴鞠の神様た...続きを読むち……。あちらとこちらの世界をつなぐ不思議な船宿を舞台に贈る、愛おしいあやかし譚。
Posted by ブクログ 2019年03月24日
匂いとか音色とか気配とか、不確かで目には見えないものなのに、忘れ去られた遠い記憶を蘇らせるものに人は弱い。 何故かは分からないけれど、心の奥を揺さぶり自然と涙してしまう。 見えないモノが見えてしまう、不思議な力を持つお涼の周りで起こる摩訶不思議な連作短編の続編。 この世とあの世を行き来する妖しいモ...続きを読むノ達がお涼の元に引き寄せられるようにやって来る。 第2弾も前回に負けず劣らず、ほのぼのとしたり切なくなったり。 チャキチャキの江戸っ子のお涼の気っ風の良さがとても心地好い。 お涼の父親・甚八の話にも泣ける。 折口さんの描く「あやかし奇譚」はいつも優しい気持ちにさせてくれて外れなし。 第3弾もぜひ書いてほしい。
Posted by ブクログ 2019年02月27日
お涼のお祖父さん、お父さんの子どもの頃の話があり、そう繋がってくのかと、お慶さんの生き方素晴らしいなあ、おもしろかった。
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