ミステリーで読む戦後史

ミステリーで読む戦後史

825円 (税込)

4pt

3.2

敗戦からの復興と公害問題、高度成長期の歪み、安保闘争、少年犯罪、貧困……、日本が時代ごとに抱えていた戦後から現在に至る社会問題を、ミステリー(探偵)小説を通じて浮き彫りにしていく。

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ミステリーで読む戦後史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    目次に羅列されたミステリー小説の数々。
    日本推理作家協会賞受賞作や江戸川乱歩省受賞作といった錚々たる作品ばかり。未読もあれば、既読もある。
    ミステリーファンにとっては、どれも魅力的な作品であり、どんなことが綴られているのかとつい手が出てしまう。
    古典文学研究者の著者は、年代別に各作品を取り上げ、社会

    0
    2019年03月21日

    Posted by ブクログ

    古典文学研究者である筆者が戦後に発行された推理小説からミステリーは戦後社会をどうとらえてきたかを10年ごとに時代を振り返る内容で書いてあり、戦後社会についてミステリーから読み解くという内容が新鮮だった。

    0
    2020年03月22日

    Posted by ブクログ

    敗戦後の復興の光と影のなかで、『点と線』『ゼロの焦点』が書かれ、爆発的な人気を博し、推理小説に社会派という新たな流れをつくり出す。さらに、高度成長期へと続く時代のなかで、『海の牙』や『人喰い』、騒音公害を告発する『動脈列島』などの作品が生み出されていく―。ミステリーは謎解きが終われば、それで一応の役

    0
    2020年01月13日

    Posted by ブクログ

    書名に惹かれて。「はじめに」で表明されている「文学を作家の固有性からみる読み方は古典には通じない。そういう読み方は近代にばって、個人に過剰な価値を与えるようになって以降のことでしかない。」「私は文体と時代、社会の関心を中心に据えることで文学史を考えることが出来るようになった。」「そこで推理小説である

    0
    2019年03月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日本のミステリー小説が戦後史をどう捉えてきたのかを読み解いた本。

    1950年代から2010年代までの代表的な日本ミステリー小説を通して、戦後社会やミステリーがどのように変化していったのかが書かれています。

    本書で紹介されている作品はネタバレ付きで解説が書かれています。ネタバレを回避したい方は、本

    0
    2021年04月22日

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