沖縄独立を夢見た伝説の女傑 照屋敏子

沖縄独立を夢見た伝説の女傑 照屋敏子

1,485円 (税込)

7pt

4.0

第14回小学館ノンフィクション大賞受賞作。

戦後、沖縄の自立のために多くの事業を起こし、大宅壮一に「沖縄に男あり」と言わしめた“海の女王”初の本格的評伝。照屋敏子(1915~84)は沖縄・糸満生まれ。幼い頃に両親を亡くし、16歳にしてセレベス島へ駆け落ち。19歳で結婚し沖縄に戻るも、空襲を受けて福岡に疎開、終戦を迎える。戦後の混乱の中、沖縄出身者を集めて漁業団を結成。女頭領として頭角を現わし、舞台を南太平洋にまで広げていく。その後、米軍占領下の沖縄に帰った敏子は、ワニ皮バッグなどを揃える「クロコデールストア」を開業、無謀とも思えるほど多くの新規事業を提唱・実践していった――。まさに「女傑」と呼ぶべき沖縄女性の波瀾の生涯を描く。第14回小学館ノンフィクション大賞受賞作。

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沖縄独立を夢見た伝説の女傑 照屋敏子 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    沖縄独立を夢見た伝説の女傑 照屋敏子。高木凛先生の著書。有能な実業家として大活躍された照屋敏子先生。女傑とされているけれど、男勝りの強靭な精神力や行動力に加えて、女性ならではの感性や人間力があったからこその大成功であったのだと思います。沖縄問題の現状、照屋敏子先生ならどう考えるのでしょう。

    0
    2018年09月03日

    Posted by ブクログ

    以前『ナツコ 沖縄密貿易の女王』(奥野修司著、文春文庫)という本を読んだときに、この本のことも知ったはず。ようやく読めた。
    敏子もナツコも戦前・戦中もたくましく、さらに戦後の混乱期をたくましく生きた、まさに女傑というべき人たち。こういう女性を輩出するっていうところがいかにも沖縄っぽい感じがする。

    0
    2020年09月15日

    Posted by ブクログ

    戦後沖縄のベンチャー事業カリスマ経営者、と言ったところ。

    しかし、前読の金城夏子のほうが、クレバーな事業家だったように思う。
    こちらは姉御肌度高め。

    いずれにしても、英雄伝的な物語(ノンフィクションだけど)の場合、男だと力か頭脳がもっと際立ちそうだが、女だと情感度多めになるのが不思議。

    0
    2014年06月27日

    Posted by ブクログ

    1915年沖縄県糸満市生まれ。9歳で魚売りを始め、10代で南洋にわたっては黒檀のステッキなどを仕入れてくるようになる。19歳で結婚。やがて戦争がはじまり鹿児島に疎開するが、戦後まもなく福岡で漁業団を結成し、海の女王と呼ばれるようになる。しかし4年後、敏子の得意とする沖縄式漁法は禁止され失業。
     その

    0
    2015年02月24日

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