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「龍の御子よ。約束しよう。俺が共にいると」
胸に紅く光る珠を持つ呪われた子・弥月。
独りぼっちで山奥に住んでいたが、突然現れた黒龍・龍偉に連れ去られてしまう。
愛を知らず孤高に生きる彼と触れ合うたびに、感じたことのない人のあたたかさを知り、弥月は彼を求めるように。
ある夜、龍の姿で傷を負い、昂ぶった龍偉に、弥月は押し倒される。
高まる快楽に呼応するように、胸の珠は輝きを増していていって……。
☆2.5
情に薄い黒龍が、龍の御子と過ごすうちに
お互いの情を深めていくお話。
情に薄い設定の黒龍がもっと冷酷無比だったらお話も引き締まったんじゃないかなぁ、
と少し残念に思います。
ライバルの白龍や青龍のことも
伏線としてもっと活用してほしかった。
面白かった
冷酷無比だった黒龍が、純粋で真っ直ぐな『龍の御子』の弥月と出会い、愛を知り、他者を思いやる心を知り、龍王に選ばれるまでの物語です。
白龍の最期が、あっさりし過ぎている気がしましたが、黒龍と弥月がお互いに引かれていく様子や、黒龍の心情の変化が丁寧に描かれていて、面白かったです。