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Posted by ブクログ 2012年12月16日
プロレタリアート諸君。金のために働くのは奴隷になるということだ。労働は一日3時間で十分。怠ける権利を主張しよう。
「働かざるもの食うべからず」というフレーズは現代でも当たり前のこととして受け入れられている。著者のラファルグは、その常識を真っ向から否定する。労働は最悪の奴隷的束縛だと。
最初は、何...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月27日
19世紀フランスの社会主義者でありマルクスの娘婿でもあるポール・ラファルグ(1842-1911)による政治的パンフレット三篇。1848年のフランス二月革命にて掲げられた「労働権」を批判し、「反-労働」の思想を展開する。「怠ける権利」は1880年、1883年。「資本教」「売られた食欲」の執筆年は記載な...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月26日
偏頭痛が酷くて自室から動けず、暇潰しに書棚から久々に探り出して読破。
表題作「怠ける権利」の他、宗教としてパロディ化した「資本教」、小説「売られた貪欲」を所収。無論、どれも資本主義に対する痛烈な批判であるが、134年前の風刺と現代がほぼ変わらぬ辺りが、いささか遣る瀬ない。
著者のラファルグと言...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月28日
過剰労働のために生産物が余る。労働者は怠けるべきだ。
生産力を高めるには労働時間を短縮し祭日を増やすこと。
アテナイで公民とは、防衛と行政管理を行う貴族のこと。そのために全時間の自由をもたねばならぬので、一切の労働を奴隷に担わせた。スパルタでは、女でも紡ぎも織りもしてはならなかった。ローマ人は国庫...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年04月10日
目次
怠ける権利
序
一 災いの教義
二 労働の恵み
三 過剰生産のあとに来るもの
四 新しい調べには新しい歌を
付録
資本教
一 ロンドン会議
二 労働者の教理問答
三 高級娼婦の説教
四 伝道の書あるいは資本家の書
五 資本家の祈祷
六 資本家、ヨブ‐ロスチャイルドの...続きを読む
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