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将軍に献上された巨大犬「仁王丸」を飼い馴らす、という難事を見事成し遂げた旗本・小笠原官兵衛。一躍名を挙げた官兵衛にあちこちの座敷から声がかかるようになり、ついには老中・田沼意次の屋敷に召されることに。折しも、将軍・家治の後継として、その実弟である清水重好と一橋豊千代が競っていた。一橋派と見なされる意次が官兵衛に秋波を送るのは何故か? 気弱な官兵衛の心は千々に乱れる……。笑いあり涙ありの御犬時代小説、待望のシリーズ第2弾! 書き下ろし時代小説
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Posted by ブクログ
同僚の長谷川外記との結納も済んだ夜、口入れ屋から雇い入れた男を含んだ盗人が、仁王丸に毒入饅頭を食わせ、結納金を盗みに入る。 足に障害の残るチン、百若が外に出たがるので盗賊に気づいた官兵衛。 そこから毒の解毒に昼夜を問わずかかりきりになる。 そんな最中、時期将軍の跡取りに関しての一橋家を含む田沼一...続きを読む派と、現将軍の中の良い弟、清水家中将の間に入り翻弄されるのは官兵衛。 官兵衛は政治など興味はなく、ただただ仁王丸の健康を取り戻し、人を再び信頼して欲しかったのであった。 今回の第2巻もいいお話に終始。 ほんわかいい心地の読後感!!
経塚丸雄 著「猛犬、月に咆える」、わんわん武士道シリーズ№2、2018.10発行。犬の扱いが上手く、野の鳥も呼び寄せることができる小笠原官兵衛40歳は、将軍家治公の巨大猛犬仁王丸をあずかり、美人犬医者早苗からは小型犬百若をもらい受けた。犬の調教をしながら、官兵衛は母と湯島の美人四姉妹である娘たちと暮...続きを読むらしている。四姉妹の名は文武両道、ふみ、たけ、りょう、みち。反抗的な文18歳は19年上の貧乏侍の所に、騒動を好む部15歳は大奥を希望、依存心が強い両12歳は隣の銀次郎と、大食漢の道9歳は犬医者を目指す。
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