雷撃深度一九・五

雷撃深度一九・五

小説・文芸
683円 (税込)

3pt

アメリカ重巡洋艦インディアナポリスvs.日本の潜水艦イ五八!
玉木宏主演映画『真夏のオリオン』の原作、実話を基にした手に汗握る戦争サスペンス大作

昭和20年7月16日、110余名の乗員と人間魚雷回天を乗せた伊58潜水艦が呉軍港を出港した。
やがて、倉本艦長はフィリピン東方を通過する敵艦船をグアム―レイテ線上で撃沈せよとの特命を受ける。
その敵艦船とは、原子爆弾をテニアン島へ届けた後でレイテ島へと向かう、重巡洋艦インディアナポリスだった。
乗艦を撃沈され伊58に救助された永井少将は、開戦前、インディアナポリス艦長マックベイ大佐と机上演習で戦い、勝利を収めた。
因縁の宿敵同士に、ついに決着をつける時がやってきた――。

太平洋戦争における最後の艦艇同士の最後の戦いを元にして生まれた、全く新しい戦争サスペンス!

解説・香山二三郎

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雷撃深度一九・五 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    映画化されると聞いて、すぐさま本書を手に入れて読んだ本。
    原作の壮絶さを読んだ後に、映画を観ると少し残念。

    0
    2014年08月12日

    Posted by ブクログ

    池上司のデビュー作にして、大東亜戦争の日本国海軍の潜水艦「伊58」と、アメリカ海軍重巡洋艦「インディアナポリス」との海戦を描いたフィクション戦記。
    日本の敗戦も色濃くなった1945年7月16日。帝国海軍軍司令部よりレイテ島沖の重要艦船攻撃の命を受け、呉港から出撃した伊58潜水艦は広島、長崎に投下される原子爆弾をテニアン基地に輸送後、グアムを経由してレイテに向かう途中のアメリカ海軍重巡洋艦インディアナポリスを7月29日、魚雷攻撃(雷撃)で、発射した6発のうち3発を命中させて撃沈、呉港に帰還後、来る8月15日の終戦を迎える。この海戦は大東亜(太平洋)戦争において最後の艦艇同士の戦闘となり、また、日本海軍にとっても最後の敵大型艦の撃沈記録となった。
    この有名な史実を元に、インディアナポリスが原爆をテニアンに届ける密命を遂行した後、なぜ護衛艦なしの単艦でグアムを経由してレイテ島に向かったのか?、撃沈の際に発信されたSOSをなぜアメリカ海軍司令部は黙殺し、生存者の救出を5日後に行ったのか?という実際の「謎」を元に、作者は《ある推論》をたて史実と虚構を織り交ぜて「ミステリー戦記」ともいうべきストーリーを展開する。海上艦船と潜水艦の攻防、艦長同士の駆け引きも緊迫感があり、読ませてくれる構成は見事。
    この作品を元に2009年、兵器オタクな小説家、福井晴敏の脚色により、エンターテイメントに徹した映画『真夏のオリオン』が製作された。が、映画は日本海軍潜水艦と米海軍艦船の対決という設定以外ストーリーは全くの≪別物≫。

    0
    2015年10月02日

    Posted by ブクログ

    攻撃側の戦果が攻撃された側の被害として描かれながら、攻守が交互に展開していく。次が知りたくて、一気に読み終わった。ありがちなストーリーだが、史実を脚色している点で、登場人物にリアリティがあった。映画化されているようだが、おそらく原作は超えられていないだろう。

    0
    2012年05月18日

    Posted by ブクログ

    史実を新解釈したセミ・ノンフィクション←こんな言葉あるのか?

    最高のエンタテイメント!潜水艦モノだけで個人的にそうなりますが…

    映画「真夏のオリオン」の原作、ただしストーリーは別物。映画は残念でした。日本で「Uボート」並みの映画は無理なんだなぁ…ストーリーだけならこの原作負けてないのに…

    0
    2011年10月18日

    Posted by ブクログ

    現在公開中の「真夏のオリオン」原作。だが映画ははっきりいって別物である。
    福井晴敏氏がこれを元に映画を脚色しているが、あそこまで変えてしまうのなら
    原作といってほしくない。彼の作品は好きだが今回の件に関しては失望した。

    こちらの原作はまさに男の汗臭いドラマである。横山秀夫が好きな人は読むべし。

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    太平洋戦争における艦艇同士の最後の戦闘、重巡洋艦インディアナポリスと潜水艦伊58の戦いをモチーフにした作品。決して私自身戦闘的な性向を有しているわけではないと思うのですが、戦艦だとか潜水艦だとかの文字をみると、のめりこんでしまいます。あとがきで、作者の方が、内容の「半分が歴史的事実」と書いておられるのですが、残り半分がフィクションであることを感じさせない出来栄えです。人生を翻弄する戦争について、思いをあらたにしました。

    0
    2011年07月15日

    Posted by ブクログ

    09年6月13日公開予定の映画「真夏のオリオン」の“原作の原作”ということで興味を持ち、読んでみました。第二次大戦末期にグアム島沖で展開された米重巡洋艦インディアナポリスVS日本帝国海軍伊号第五八潜水艦の死闘を描いたアクション&サスペンス小説です。じっくり大事に読み進めようと思っていたのに、スリリングな展開に引き込まれて一日で読んでしまいました。実話が題材となっているので話の展開は史実どおりですが、内容の半分ほどは著者による脚色(フィクション)が織り込まれているとのことです。
    巡洋艦VS潜水艦の双方の知略を尽くした戦闘シーンが、丁寧でシンプルな描写で淡々と綴られているのが好印象な作品でした。いわゆる「戦争もの」をふだんあまり読まない素人の私でも内容が理解しやすく、最後まで読みやすかったです。
    登場人物のキャラクター描写は必要最小限に抑えられていますが、永井少将・倉本少佐を始めとする伊−58の乗組員や、敵艦インディアナポリスの艦長マックベイ大佐などの人となりも魅力的に描かれています。永井少将とマックベイ大佐の両知将の因縁の対決というストーリー展開も見所のひとつです。
    映画のほうはかなり脚色されており、「雷撃深度十九・五」とはキャラクターもストーリーも違った内容になってしまってるようなので、それがちょっと残念です。でも一応劇場に観に行く予定です(´▽`)

    0
    2009年12月21日

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦、潜水艦伊58が米重巡洋艦インディアナポリスを撃沈。この史実にフィクションを加えて出来上がった戦争小説。潜水艦好きにはたまらないバトルシーンあり。

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    2021年10月18日

    Posted by ブクログ

    太平洋戦争最後の帝国海軍の大型艦撃沈記録であり、テニアンへの原爆輸送任務の後の撃沈であることから、陰謀論まで囁かれる、伊58潜水艦による米重巡インディアナポリス撃沈の史実を脚色した海戦小説。
    指揮官同士の性格まで読み合う心理戦、奇抜な戦術を駆使したり、深海で息を潜める緊張感など、潜水艦ものの王道を行く物語。
    途中で拾った潜水艦に無縁の少将が指揮を執ってここまでできるかとかは、疑問に感じざるを得ないし、決着がついた後にもう少し余韻が欲しかったかなーとか、著者の処女作だけにもう一つな部分もあるのだが、それでもなお読ませる著者の潜在力を感じさせる作品。

    0
    2017年06月18日

    Posted by ブクログ

    第二次大戦時に発生した米重巡洋艦インディアナポリス沈没事件をモチーフに描いた小説である。アメリカ側の登場人物は実名であるが、日本側の登場人物は仮名である。結構調べて、事実を上手く盛り込んでいると思いますが、本そのものはフィクションなので、その辺りを理解しておく事が必要。

    今年の夏『真夏のオリオン』と言うタイトルで映画化予定。もっとも、あらすじを見た限りでは、映画化に際しては、原作である本書とは、かなり筋が違ったもの(ほとんど別作品)になりそうですね。

    0
    2012年08月13日

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