人殺しの息子と呼ばれて

人殺しの息子と呼ばれて

1,650円 (税込)

8pt

悲しい過去を背負いながら、彼はいかに生きたか。
殺人者の息子に生まれた25年の人生とは?

凄絶ゆえに当時報道も控えられた「北九州連続監禁殺人事件」。
その加害者の長男が「音声加工なし」で事件のありさまや、その後の苦悩の人生を語り、全国的な反響を呼んだ。
彼の人生を支えた後見人への取材などを加え、番組プロデューサーがこのたび完全書籍化。


<目次>

序章 生きている価値

第一章 鬼畜の所業――北九州連続監禁殺人事件

第二章 「消された一家」の記憶

第三章 やっとなんとか人間になれた

第四章 冷遇される子供たち

第五章 消えない記憶と、これからの人生

終 章 俺は逃げない

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人殺しの息子と呼ばれて のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年08月09日

    壮絶だった。おもしろい、と言うのは憚られるけど、とにかく夢中になって一気に読んだ。
    もしかしたら私の記憶の中では一番と言ってもいい狂った事件で、その衝撃を今でも覚えているし、インタビューの番組もたぶん見ていたと思う。
    彼が父親と母親に対して持つ感情、ああこれが「血」というものなのかと思った。
    事件を...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2023年07月30日

    この事件は酷すぎて胸やけがします
    親は選べないにしても運が悪すぎました
    生きづらくて苦労する子供が悲惨

    0

    Posted by ブクログ 2019年08月05日

    涙出た。あの凶悪な殺人事件の息子もまた、まぎれもなく被害者で、その生まれのせいで更に辛い生き方を余儀なくされていた。TV放映は観ていないのだけど、堂々とした彼の言葉、健全に向かう生き方に拍手を送りたい。幸せを願わずにいられなかった。

    0

    Posted by ブクログ 2018年08月09日

    人殺しの息子と呼ばれて。張江泰之先生の著書。北九州連続監禁殺人事件の加害者のご子息が人殺しの息子と呼ばれてきたこれまでの人生を語っています。犯罪加害者者家族に対する差別や蔑視は絶対にあってはならないこと。誰だって家族は選べないし、ふとしたきっかけで家族が犯罪者加害者になることもあれば犯罪被害者になる...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月12日

    『子は親を選べない』
    たびたび耳にするその言葉を今までで一番強く感じる事となった読書時間だった。

    2002年の「北九州連続監禁殺人事件」
    事件当時まだ9歳だった少年は成長するに連れ、事件の全貌を知る事になる。

    殺人事件の内容についても記載されているが、はたから見ても凄絶極まりない内容で彼の心中を...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年04月19日

    凄まじい環境の中で立派に仕事を持って家族を作ってすごいと思った、想像できないくらい色々なものを抱えているんだろうな

    0

    Posted by ブクログ 2020年05月27日

    ノンフィクションも観ました。
    安易に感想や彼に言葉をかけるようなことはできません。
    ただこの先に明るい光があればいいなと願うばかりです。

    0

    Posted by ブクログ 2019年08月31日

    凶悪殺人犯に育てられた息子さんのお話なのですが、
    自分もこのようなことをされたらたまったもんじゃないと深く共感出来ました。
    自分がどれだけ幸せに人生を過ごしていたかがよ〜くわかる本です。

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月21日

    ある程度、誰もが綱渡りの人生を歩むが、彼はかなり細く不安定な綱を上手に渡って歩いて来た。
    彼は賢明で、その綱が今後も不安定なのも充分理解している。これからも上手に渡りきって欲しい。

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月12日

    ぱっと目をひくタイトルだ。「北九州一家監禁殺人事件」については、以前詳しく取り上げた本を読みかけたことがあったが、あまりに凄惨な内容に耐えきれず、三分の一も読めずにやめてしまった。本書によって、自分が読んだ部分よりもっとおぞましいことがまだまだ起こったのだと知り、愕然とした。

    まさに悪魔の所業とし...続きを読む

    0

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