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悲しい過去を背負いながら、彼はいかに生きたか。
殺人者の息子に生まれた25年の人生とは?
凄絶ゆえに当時報道も控えられた「北九州連続監禁殺人事件」。
その加害者の長男が「音声加工なし」で事件のありさまや、その後の苦悩の人生を語り、全国的な反響を呼んだ。
彼の人生を支えた後見人への取材などを加え、番組プロデューサーがこのたび完全書籍化。
<目次>
序章 生きている価値
第一章 鬼畜の所業――北九州連続監禁殺人事件
第二章 「消された一家」の記憶
第三章 やっとなんとか人間になれた
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Posted by ブクログ 2023年08月09日
壮絶だった。おもしろい、と言うのは憚られるけど、とにかく夢中になって一気に読んだ。
もしかしたら私の記憶の中では一番と言ってもいい狂った事件で、その衝撃を今でも覚えているし、インタビューの番組もたぶん見ていたと思う。
彼が父親と母親に対して持つ感情、ああこれが「血」というものなのかと思った。
事件を...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年08月09日
人殺しの息子と呼ばれて。張江泰之先生の著書。北九州連続監禁殺人事件の加害者のご子息が人殺しの息子と呼ばれてきたこれまでの人生を語っています。犯罪加害者者家族に対する差別や蔑視は絶対にあってはならないこと。誰だって家族は選べないし、ふとしたきっかけで家族が犯罪者加害者になることもあれば犯罪被害者になる...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月12日
『子は親を選べない』
たびたび耳にするその言葉を今までで一番強く感じる事となった読書時間だった。
2002年の「北九州連続監禁殺人事件」
事件当時まだ9歳だった少年は成長するに連れ、事件の全貌を知る事になる。
殺人事件の内容についても記載されているが、はたから見ても凄絶極まりない内容で彼の心中を...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月12日
ぱっと目をひくタイトルだ。「北九州一家監禁殺人事件」については、以前詳しく取り上げた本を読みかけたことがあったが、あまりに凄惨な内容に耐えきれず、三分の一も読めずにやめてしまった。本書によって、自分が読んだ部分よりもっとおぞましいことがまだまだ起こったのだと知り、愕然とした。
まさに悪魔の所業とし...続きを読む