結論、保護欲高めの社長は甘い狼である。

葉月りゅう

製菓会社で商品開発をしている綺代は、白衣に眼鏡で、恋にも縁遠いいわゆる“リケジョ”。ところがある日突然、自社の若きイケメン社長・泉堂に呼び出され「付き合ってほしい。君が必要なんだ」と驚きの告白！ 紳士的で物腰の柔らかな彼に「綺麗だ」と甘く見つめられ、恋愛未経験の綺代はド緊張。そしてドキドキのデート当日「お前の理性を壊してやる」と、いきなり雄々しい男の顔に豹変して…!?

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル
• 出版社: スターツ出版
• 掲載誌・レーベル: ベリーズ文庫
• ページ数: 352ページ
• 電子版発売日: 2018年06月10日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[maru · ★★★★☆]

理性と本能

奥手で不器用なリケジョなヒロインと大人の色気漂う知的で腹黒なヒーロー。
ヒーローは割と初めから愛情だだ漏れだったのに、あたふたして一人暴走するヒロインが可愛かった。
腹黒でちょい俺様なヒーローもかっこいいが、クールな氷室くんも捨て難い。

[ひより · ★★★★★]

リケジョの理性と本能

最近、ドロドロ愛憎渦巻く物語に疲れていた私には凄く面白く大満足の作品でした。嫌悪するような人物が登場しない物語の方が好きだから。

本能に従順な腹黒で優しいヒーローと全ての事象を理論的に考え行動するリケジョのヒロインの掛け合いは楽しかったです。少しづつ本能や理屈じゃない恋愛感情を知っていくヒロインは凄く可愛かったです。というか、心の声は何気にいつも本能のままでした。笑
それに４人から告白されるヒロイン羨まし過ぎです。個人的には氷室くん推しです！彼の物語が読みたいなぁと思っちゃいました。

[しょこら · ★★★★★]

彼の二面性がイイ

リケジョでウブな彼女と、社会性の優しさと俺様な二面性の彼に溺愛される掛け合いが、テンポが良くて読みやすかったです。
それにしても、今まで全く男性との浮いた話のなかった主人公がいきなり4人からモテるなんて、羨ましい限りでした！後輩の彼は、自分の気持ちを伝えつつも叶わなければ彼女を応援する健気さもまた良かったです。
子供ができたら、きっと子供を溺愛する2人なんだろうなぁと思って、その辺りまで読みたかったです。