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落合陽一氏推薦! 生か死か――。残された時間はあまりない。自動車、小売、流通、電機、金融、メディア、広告……これから始まる新時代の再編をどう生き抜くか? グーグル、ソフトバンク、ツイッター、LINEで「日本侵略」を担ってきた戦略統括者がついに明かす、デジタル時代の生存戦略。
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Posted by ブクログ
個人まとめ ・人間を中心に考える ・賞賛されるべきはプログラミング技術ではなく、それを駆使して作られたサービス ・企業は自分たちの存在価値を理解し、それを軸に意思決定を行なっていくべき。
今考えていることにとてもフィットしていたので、背中を押された気分で読み終えた。何かの答えが書いているわけではないが、示唆に富む内容が満載で考える刺激になるので、何度も読みたい本。
「サピエンス全史」や「超AI時代の生存戦略」に通じる示唆に富んだ本。AIとかIoTに持っている懐疑心やアレルギーを解消してくれる。
★生存戦略 ①人間中心に考える ②存在価値を見定める ③時空を制する 成功の法則が大切なのではなく、 その法則を考えるに至った背景に関する知識や、 考え方を自分なりに咀嚼し、自分自身に照らし合わせてどうするか、自分で考えることだ。 ちなみに エピローグで「スナック」の存在意義について書かれてあっ...続きを読むたが、前田裕二の「人生の勝算」という本にも同様のことが書かれてあった。
テクノロジーとは、「人間の機能および感覚の拡張」(マーシャル・マクルーハン) ディスラプションを起こした進化の歴史は、3つの技術の進化の歴史 インフォメーション モビリティ エネルギー 観衆は映画によって「潜在意識と感情に働きかけられ、操作可能になる」(アドルフ・ヒトラー「わが闘争」) 現代の...続きを読むディスラプションが、過去に起こったディスラプションと異なるのは、過去のディスラプターが「テクノロジーそのものを売る企業」であったのに対して、現代のディスラプターが「テクノロジーを使った新しいサービスを売る企業」であること デザイン・シンキング思考 「人間を中心に」問題点を見出し、それを解決するアイデアの発散と収束を繰り返すことで、最終的に新しい発想を得るといった流れ バリュー・プロポジション=存在価値 他には提供できない「自分ならではの存在価値」と、自分以外の「他者(顧客やユーザー)が求めている価値」の両方を満たす価値 日本企業に特徴的なのは、企業としてどういう価値を提供するか?なぜその企業は存在するのか?という「WHY」に関する定義は少なく、あくまで行動規範や行動理念のような「HOW」や「WHAT」に留まっているということである サイモン・シネック ゴールデンサークル 優れたリーダーや組織には共通する思考や行動様式があり、ゴールデンサークルの中心から「WHY/なぜ」→「HOW/どうやって」→「WHAT/何を」の順で思考・行動していると説き、それが成功につながっている まずは、「HOW」や「WHAT」の金科玉条を捨て去って、自社が存在する理由は何なのか?自分自身が存在する理由は何なのか?「WHY」を自らに投げかけることが、私達に取ってのスタート地点になる 価値創造者になるということ ①人間中心に考える ②存在価値を見定める ③時空を制する の3原則をどれだけ忠実に実行できるか
===以下まとめ=== 技術の進化とは、人間の機能の拡張 ・エネルギー;心臓、血液 ・インフォメーション:脳、感覚器官 ・モビリティ:手足 今後の技術進化の方向性を考えるには、デザイン思考が有用 ・技術進化により、業界という枠組み自体が変化する例が増えてきた ・その場合、業界ポジショニングや、自社...続きを読む経営資源の議論は役に立たない ・よって、まずは顧客ニーズ検討から始めることが有用となった 企業の存在価値とは、「自社ならではの提供価値」と「他者が求める価値」の両方を満たすこと ・多くの日系大企業の企業理念は、自社ならではが欠けている ・よって、その事業をやるべき/やらないでいるべき理由がなく、領域を絞りにくい 今後は、消費者の時間とネットワークを制することが価値となる ・スマホの登場により、隙間時間にも価値が生まれた ・コミュニティは経済空間となり、情報獲得とサービスの持続性に資する
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葉村真樹
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