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Posted by ブクログ
知らない方でしたが、忘れられない一冊になった!
スタンダードブックスはシリーズで集めようと思っているのだけど、こういうった出会いがあって、良い。
哲学家、詩人、随筆家、小説家とあるけれど、人に対する目の向け方と、その表し方がすごくいい。
普通なら、血の通った人間と使うところを、「海の底に泳ぐ魚のようにひややかなものであるならばどうか分かりませんが、ともかく三十六度の体温を持っているのですから……」と来る。
いや、何が⁉︎ってツッコまれそうだけど、この表し方が私のアンテナにバシッと来まして、しばらくランチのパスタを食べる手が止まったのでした。
雀が煙突に落ちて真っ黒になる話、子供が緑色の色鉛筆をプレゼントする話、目の赤い象の話。
見つめ方は写真のようなのに、そこに筆者の感じ方が加わると柔らかい日差しが加わって楽しい。
もっともっと読みたくなって、やや堅い二冊を頼んでしまいましたとさ。
解説が堀江敏幸なのも、分かるー!
依頼した人、センス良すぎですね。
モノに対する見つめ方がユニーク過ぎて、私の中では二番目に好きなエッセイを書いた作家が堀江敏幸さんです。(ちなみに一番は宮本輝。)
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