幕末最後の賢侯 伊達宗城 世界を見据えた「先覚の人」

幕末最後の賢侯 伊達宗城 世界を見据えた「先覚の人」

660円 (税込)

3pt

3.0

激動の幕末期、四国の伊予宇和島藩10万石に、島津久光・山内容堂・松平春嶽と並び「四賢侯」と称えられた名君があった。いち早く洋学の研究を奨励し、アジア初の蒸気船を建造するなど、世界を見据えた先覚の人・伊達宗城である。幕臣の子に生まれ、わずか12歳で宇和島藩主の養子となった宗城は、やがて藩主となると、前藩主以来の殖産興業政策により藩政を富ましめ、高野長英・村田蔵六(大村益次郎)ら藩外の賢者に依頼し、宇和島藩に最先端の知識と技術を積極的に導入する。中央政界では、将軍継嗣問題で一橋派に属したため、安政の大獄で隠居を余儀なくされるが、一貫して公武合体の推進者として激動の政局の中心にあった。しかも明治維新以後は、新政府の要職を歴任、全権大使として日清修好条規を締結するなど、旧幕の大名にしては異色の生涯を歩んでいる。つねに時代から求められ続けた、「器量人」の波瀾の人生を描く力作小説。

...続きを読む

幕末最後の賢侯 伊達宗城 世界を見据えた「先覚の人」 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月18日

    しゃかりきで頑張りやで、社交的!
    その社交性が四賢候とよばれる所以なのですね!

    …しかし、ちょいちょい挟む現代日本の批判とか
    当時の諸外国の横暴な態度批判とかにはちょっと苦笑…

    いや、言いたいことはわるのだがね!!

    0

幕末最後の賢侯 伊達宗城 世界を見据えた「先覚の人」 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

PHP文庫 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

神川武利 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す