糖尿病がイヤなら歯を磨きなさい 内科医が教える、お口と体の健康の新常識

西田亙

糖質制限より、まず歯磨きを！

糖尿病だけでなく、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞、肺炎も。
日本人の８割がかかっている歯周病と全身の病気の驚きの関係とは？

糖尿病専門医でありながら、肥満で糖尿病予備軍おまけに不整脈と不健康のきわみだった著者は、歯周病を治療し、正しい歯磨き習慣を身に着けることで、18キロのダイエットに成功し、抱えていた病気も解消した。この体験をきっかけに歯科の勉強・研究を始めたところ、糖尿病を始めとする全身の多くの病気が、お口の健康と深くつながっているという多くの科学的事実につきあたる。歯周病と糖尿病をつなぐキーワードは「慢性炎症」。医学界でもいま注目される「慢性炎症」のメカニズムを解説しつつ、糖尿病の予防と改善に役立つお口ケアの習慣を紹介する。
（本書の目次）
第１章 子どもも大人もみんな糖尿病
第２章 「慢性炎症」でちながる歯周病と糖尿病
第３章 お口に花を植えましょう
第４章 お口だって洗ってほしい
第５章 お口から健康になる５つの習慣

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 暮らし・健康・美容 / 健康・医療
• 出版社: 幻冬舎
• 掲載誌・レーベル: 幻冬舎単行本
• 電子版発売日: 2018年03月07日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★★★]

★糖尿病と歯周病の関係は「コインの裏表」
やるべきこと。
1.夕食を午後7時までに取ることは、薬を飲むより効き目がある。
なぜ夜遅い食事がいけないのか、すい臓に大きな負担がかかるため。

2.歯ブラシを使って、歯の面は磨き、歯茎はマッサージ。
　歯面を汚れを落とすための歯ブラシと、歯茎マッサージをするための歯ブラシの2本を用意する。
　歯磨き粉はアパガードがお勧め。低刺激の歯磨き粉を使う。
　①汚れ落としは「CS5460」ヘッドが大きめで、毛に腰のあるもの。たわしのイメージ。
　②マッサージは「CS　smart」スポンジのイメージで、ヘッドが小さ目で、あたりが極力優しい、柔らかい毛先のもの。
　③歯間清掃は必須。
3.歯医者で定期健診
4.乳酸菌生活
　ロイテリ菌のヨーグルト。
　オハヨー乳業
5.ガムで唾液トレーニング
　ロイテリ菌が入ったガム
　味がなくなっても最低1時間は噛む。