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思い込みというヨロイを脱いで、苦を楽に変えニッコリ笑って人生を送るためのたくさんのヒントが詰まった1冊。 さまざまな心の荷物から自由になり、すっきり軽く晴々とした心で今日を生きていく智恵が掲載されています。
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Posted by ブクログ
般若心経ってこういうお経だったのかぁ。それと同時に手紙に答える形で、教えがわかりやすい。 2016.12.16
般若心経について興味のある、超初心者の方にお奨めです。 私が読んだのは、ちょうどお盆の初日でした。 読み終わったのが、お盆の最終日。 この時期に、この書をチョイスしたことが、良かったと心から思いました。 途中途中に、『ほうげん和尚の相談箱』として、よくある人生相談に、お応えされています。 誰...続きを読むにでも、心当たりのある相談事なので、読み終わった後には、心がクリアーになるはずです。
般若心経の意味について、解りやすく解説されています。 内容も読みやすく、私は無宗教者ですが読んでみて よかったと思います。 優しくなれる、そんな一冊だと思いました。
まず冒頭で、般若心経の内容をわかりやすく訳してくれています。 これをベースにすると、その後の章が噛み砕かれて入ってきます。 ところどころに「相談箱」が挟まれていて、息抜きというか、「みんな大変なのねー」と、自分以外の事に置き換えることが出来るものいいのかも。 自分の事だとフィルターがかかってしまうか...続きを読むもしれないけど、人の事だと思うと客観的に現象をとらえられますしね。 字も大きめで、すぐに読み切れました。
少し興味があってどんなものかと思い読んでみました。いろいろな物事の考え方が『般若心経』を通して説明されています。結構、為になりました。
2018年GWの大掃除において部屋の片隅で見つけた本です、読みかけかなと思いましたが、数か月前に読破していた様です。人生50年を過ぎると、数は少ないとはいえ、お世話になった人、一緒に昔遊んでいた人、勉強していた人達が早々と向こうの世界に行かれます。 式に参列していて、同窓会気分を味わうと共に、声は...続きを読むあまり変化がないものの、外見は明らかに変わってきているのを感じます、当然、お互い感じているのだと思います。 そんな私にとって、仕事に直結するビジネス本も良いのですが、はるか昔から読み継がれている(聞き継がれている)般若心経に興味がわいてきました。埋もれることなく引き継がれているので、書かれている内容を自分なりに理解してみようと思い、この本を読みました。今年はいずれ、写経体験もしたいと思っています。 以下は気になったポイントです。 ・般若心経には、苦や悩みを「楽」に変え、にっこり笑って人生を送るための沢山のヒントが詰まっている(p2) ・菩薩とは、みずから悟りの境地を目指して修行しながら、世の人々に救いをもたらす仏さま、「観自在」とは、あらゆる面から自在にものごとを観るということ(p16) ・般若とは、仏の叡智をさし、一般に使う知恵や知識と区別して「智慧」とやくされる(p17) ・すべては私たちの都合とおりにならないことを、「一切皆苦」という、仏教でいう「苦」とは、ままにならないこと、その代表が「四苦八苦」(p19、32) ・色(肉体)、受(感覚器官)、想(情報を脳へ伝達するシステム)、行(脳内の情報整理統合システム)、識(思考)の5つの要素で構成されるのが、人間の正体である(p25、62) ・現実をそのまま受け入れる心のやわらかさと、それに自在に対応する心を訓練することで、人生は面白くなる(p29) ・物事が「明らか」にならないと、「諦め」られない(p37) ・空:すべてのものには永遠不変の固有の実体がない、なぜならすべてのものは様々な条件が集まっているだけである(p55) ・今日が一番若いので、何かを始めるなら今日でしょ、確実な今を充実させることで、諸行無常という変化に対応できる(p59) ・人もモノも現象も、さまざまな縁がからみあって今のこの状態にある、という大法則ゆえに今の「私」がある、これを「おかげさまで」という言葉で表してきた。さらに、「有難う」も、空を元にしたうるわしい言葉である(p111) ・知覚器官(六根)を「眼、耳、鼻、舌、身、意」知覚器官が担当する対象「色、声、香、味、触、法」そこから働く、心(六識)を、眼識界等とよぶ(p139) ・一日の時間をどのように振り分けて過ごすかを考えることは、一生をどう過ごすか、という大切なことと同じ(p203) 2018年5月6日作成
口語調の文章でとても読みやすいです。文中によく例え話が出てきますが、その例えがまたわかりやすく、なるほどと思えてきます。また時間をおいて再読したい本です。 本文中に、ところどころ「ほうげん和尚の相談箱」という記事があって、一般の人からのお悩み相談に著者が回答しています。そのなかに(相談箱17番)、「...続きを読む人(家族)に世話を焼かれるのがうざい」という相談があります。それに対するほうげん和尚の回答が、少々感情的ではないかと思います。 「南伝仏教の国でお坊さんになれば、けっこうあなたの理想の生き方ができるかもしれません」という現実味のない提案をし、「でも、そんな厳しい生活をする勇気は今のところないのでしょうね」と述べます。そして、「あなたのような人は普通トコトン意地っ張りですが、こうした相談を寄せてきたこと自体、現状を打破したいという思いがあるはずです。まずその思いを正直に誰かに話してみませんか。「どうにかしたいんだよね」と。話す相手は、もうおわかりでしょうが、あなたが「うざい」と感じてきた、親や兄弟、友人知人、先輩など、つまり今まであなたを気にかけてくれていた人です」と和尚の主張を展開します。 著者は文中のどこかで、自らのことを世話好きでおせっかいだと語っていました。そこから想像するに、この相談者と著者は性格的に絶対合わないでしょう。上記に引用した著者の回答からは、著者の好き嫌いの感情が現れているように思います。 「まずはその思いを誰かに話してみませんか」って、和尚に話してるじゃないですか。家族は良かれと思って焼く世話だから面と向かってうざいともいえない、でも世話を焼かれるのも正直迷惑に感じるし、こんなときの心の持ちようはどうすれば?っていう趣旨の相談ではないかと僕は解釈しました。そんなに叩くことないのでは。
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心がすっきりかるくなる般若心経
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名取芳彦
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