「満鉄」という鉄道会社 証言と社内報から検証する40年の現場史

「満鉄」という鉄道会社 証言と社内報から検証する40年の現場史

770円 (税込)

3pt

4.0

五島新平を初代総裁に、日露戦争後の明治39年(1906)に設立され、第二次世界大戦終結時の昭和20年(1945)まで、満洲経営の中核を担っていた南満洲鉄道株式会社、通称「満鉄」。創業100年以上を経て、時の流れに埋もれようとしている満鉄の歴史を、OB組織である満鉄会の全面的協力を得て、貴重な証言と写真資料とともにたどる。満鉄のリアルな姿を、改めて心に刻みつけてみたい。

佐藤篁之(さとう ひとやす)
岩手県九戸郡出身。慶應義塾大学文学部仏文学専攻科卒業後、ヨーロッパ、ユーラシアなどの音楽、旅行、文化等ユマニスム系の取材・原稿執筆を中心にキャリアを重ね、近年は社会インフラ、ビジネス、環境等へ興味の対象を拡げる。

※電子書籍の仕様による紙版と異なる図版・表・写真の移動、本文中の参照指示の変更、ほか一部修正・訂正を行っている箇所があります。予めご了承ください。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

「満鉄」という鉄道会社 証言と社内報から検証する40年の現場史 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最盛期には40万人の従業員を有した巨大コングロマリット・南満洲鉄道株式会社について、本業の鉄道部門にフォーカスし、当時としては世界最先端を行っていた鉄道技術とサービスについて、従業員の声を集めながら説明している。満鉄は、日本の満洲経営のあらゆる実務に関わっており、業務範囲はとてつもなく広かったが、本

    0
    2012年04月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前半は満鉄の鉄道史・鉄道社員史、後半は満鉄の社史、という印象。鉄道好きは前半を楽しめ、政治・経済好きは後半を楽しめる一冊かも知れない。
    本書を読んで、個人的に初めて知り衝撃的だったのが、満州~朝鮮半島間の国際列車愛称が「ひかり」「のぞみ」「あさひ」であったこと(p.29)。後年どこまで意識してこの名

    0
    2012年08月20日

「満鉄」という鉄道会社 証言と社内報から検証する40年の現場史 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

交通新聞社新書 の最新刊

無料で読める ノンフィクション

ノンフィクション ランキング

同じジャンルの本を探す