あやかし絵師

あやかし絵師

550円 (税込)

2pt

4.0

齢六十を超えて『百鬼夜行図』を描いた伝説の絵師・鳥山石燕には秘密があった。満月の夜、屋敷を訪れる客は人ではなく妖怪。彼らと酒を酌み交わしながら数十年の昔に思いをはせる。それは若かりし日に鳥山の家に転がり込んだ小さな妖怪――白稚児とのはちゃめちゃでも笑顔の絶えない懐かしき日々。描いたものが実態となる能力を持った絵師の、妖怪交遊録!

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あやかし絵師 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あやかし達が賑やかに描かれた表紙からも、面白そうな雰囲気が伝わってきますね〜(*´︶`*)
    (畠中恵さんの「しゃばけ」シリーズ好きなので、手に取ってワクワクしました。笑) 

    【目次】より。
    序 百鬼夜行 /第一話 猫又の恩返し
    第二話 大奥の怪異 /第三話 化物屋敷
    第四話 陰陽師

    序の『百鬼夜

    0
    2024年08月05日

    Posted by ブクログ

    「犬神の弟子 」を先に読んでいたので、白児の登場にニヤついてしまいました。但、この本の方が先なのですよね?

    若かりし頃の、絵師・鳥山石燕と、この頃からやりたい放題の白児との交流も微笑ましいですし、一緒にあやかし絡みの事件を解決する新九郎も頼れる良い奴です。
    しっかり者の猫又・たまさん、可愛い豆狸の

    0
    2017年10月02日

    Posted by ブクログ

    ほのぼの妖怪ミステリー。大きな事件も起きますが文章がうまく緩和しています。おどろおどろしくはありません。
    なんだかんだで妖怪に手を貸す石燕先生がいとしい。
    白児ちゃん、たまちゃん、豆狸、犬神、付喪神、動物から陰陽師まで次から次へとご登場。
    楽しいです。

    石燕先生や神崎さんが妖怪たちにきちんと礼節を

    0
    2014年11月06日

    Posted by ブクログ

    妖絵師石燕が若かりし頃の妖事件の話。白児や猫又をはじめ出てくる妖が可愛くて絆される石燕の気持ちが分かってしまう。妖屋敷も楽しげで続編あればいいなって思う。そして妖が絡んでそうな事件も面白く妖の恐ろしさと人間の浅ましさを感じて人間も妖も十人十色かってなる。

    0
    2025年01月06日

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