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「こぶとりじいさん」や「鼻の長い僧の話」など、とんでもなくて面白い鎌倉時代の説話(短編物語)集。総ルビの原文と現代語訳、わかりやすい解説とともに、やさしく楽しめる決定的入門書!
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Posted by ブクログ
『宇治拾遺物語』、興味はあるけどどうだろう?という導入にはぴったりの一冊。 全197話の中から序と34の説話が抜粋されており、宗教的であったり当時の価値観であったりと、古典独特の側面はあるものの、無駄のない巧みな文章と表現力でとても読みやすい。 話数自体はそれほど多くない分、『宇治拾遺物語』の特徴を...続きを読む濃く感じられるような選択になっていて、説話ごとの説明のほか、『宇治拾遺物語』そのものの解説もあるので、古典文学に対するハードルはかなり低くなるのではないだろうか。 『宇治拾遺物語』には、民話の「こぶとりじいさん」の話なども入っているが、ところで日本の昔話は「全体はゆるいお遊びのように語っていながら、「結局これはどういうことだったのだろう」と問い返」したくなるものも多い。 そしてこの『宇治拾遺物語』にも、同じように「この話のどこが面白いのだろう」と考えさせられる説話も多く収められている。 こういった内容の物語は、私個人としては、特に子供心に、もっと単純なストーリーであった方がいいのにと思っていたし、同じように感じていた人もそれなりに多いと思う。 けれど、芥川龍之介の「鼻」の題材になった説話などがあるように、近代そして現代にまでしっかりと繋がっていることを思うと、きっとただの分かりやすさだけではない何かが日本人の心を掴むからこそ、ここまで長い間愛されてきたのだろう。 日本の昔話や古典から感じる「単純に割り切ることのできない、この世の「理不尽」や「もやもや」」は、日本人にとって、日本人を知るうえで、とても重要なものなのかもしれない。
入門としてちょうどいい情報量だと感じた。 もっと知りたい!全話読みたい!と思ったので次は全話読めるやつを古文勉強しつつ読みたい。 表紙も読み終わってから見るとあーあれの話の!となるのでいい表紙だと思った。 宇治拾遺物語のなんとも言えぬ面白さについての言及や考察がよかったな〜 宇治拾遺物語ビギナーには...続きを読むおススメです!!
リアルな人間感と仏教を尊ぶような、尊んでいるのか疑問に思うよなそういう話がごちゃ混ぜになってて面白かった
宇治に住んでいた大納言、源隆国が集めて作った物語に、さらに拾い集めた物語を追加した、宇治拾遺物語。 今昔物語集と重複するものがある。 夢をつまらない人に語ってはいけない。また、夢を取られてしまうことがあるので、要注意。 仏を信じることで救われることがある。一方、ただ信じて騙されることもある。
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