動物病院を訪れた小さな命が教えてくれたこと

磯部芳郎

「猫のお尻から出た干からびた腸の正体は？」
「40日間、意識不明の飼主の顔を舐めて目覚めさせた愛犬」
「飼主に余命を告げた30分後、道路に飛び出し車に轢かれた死んだ愛犬」
「犬のオナラはどんな音？」など、笑いあり涙ありの感動エッセイ。
作家・津村節子氏による特別寄稿を掲載！

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 暮らし・健康・美容 / 暮らし
• 出版社: 現代書林
• ページ数: 240ページ
• 電子版発売日: 2018年05月18日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★★★]

吉村昭・津村節子夫妻宅の愛犬を50年にわたり診てきた獣医さん（高貴高齢者ｗ）のエッセイです。２０１６．１０発行。動物を通して、生きるということ、そして死にざまについて深く考えさせていただきました。前編を通じて著者の温かいまなざしが胸を打ちます。生涯飼い主が５回も変わる盲導犬の話、タヌキの親仔の絆の話、いつも同じつがいで帰って来るツバメ・・・、感動します。一方で、病院で先生が飼い主に肺がんと言ったのを一緒に聞いてた犬が、30分後車に向かって飛び出したこと。（先生は悔やみきれなかったそうです）涙です！