昴とスーさん 2巻

高橋那津子

突然子供の姿になってしまった青年・昴と、それを支え一緒に暮らす恋人・澪。
二人の“変わらぬ愛の物語”。
澪の誕生日を祝ったその夜、霧の中で子供の姿になってしまった昴。
元の姿に戻るために、“あの日”と同じ行動を取る二人だが……。
不安だらけの毎日を、確かな愛情で乗り越える澪と昴。
ふたりの切なくもあたたかい暮らしを描く第二巻！
描き下ろし掌編も収録。

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: HARTA COMIX
• シリーズ: 昴とスーさんシリーズ
• 電子版発売日: 2018年07月14日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 67MB

[ブクログ · ★★★★☆]

少しずつ前に進み始めるこれからと、
少しずつ明らかになっていくこれまで。
今のまま向かう未来にも、取り戻せるかも知れない
過去にも、今は振り切ることができない頼りなさ。
でも、わかってくれる人たちがいる。
ふたりがお互いを大切に思っている。
お話が進むにつれにじみ出る愛情に、涙腺がゆるみます。
巻頭、昴がかつての職場を訪れるエピソードと、
旅行に行ったふたりが家に近づいたとき見せる所作に
胸がぐっと締めつけられる思いがします。
ふたりはどうなっていくのでしょう（´・ω・｀）。

[ブクログ · ★★★☆☆]

"「あの子たちはスーさんのこと 本当の友達と思ってるよ
もし何か問題が起きても 大丈夫だよ
またどこかで 一からやり直せばいいじゃない」"

秘密を知る人が増えてちょっと安心する一方、お互いに気になられている相手がいてどきどき。

[riri · ★★★★★]

誰にも言えない秘密を抱えているスーさんと澪の二人の世界って孤独感も1巻から伝わってきてましたが、
理解者が一人増えました。スーさんの身体を戻す糸口は全く見えない現状だけど、理解者が増えた事は2人にとって良かったです。

[RN · ★★★★☆]

　霧といい、鞠灯といい、何か邪魔されてる感があるのは気の所為では無いような…
　この二人が結ばれては困る存在がいる？
　スーさんの鞠灯。静かに切なかった…泪。