出世若殿 田河意周 雨後の月

出世若殿 田河意周 雨後の月

682円 (税込)

3pt

3.5

多々良藩田河家七男坊の周七郎は、旅籠に芸者をあげて騒ぎ、女買いをする、無駄飯食いの居候。が、驚天動地の出来事が降り掛かった。現藩主の兄・意邦の子が亡くなって世子となり、直後、病弱だった意邦までも急逝してしまったのだ。居候が突如、藩主へ……。思いもしなかった幸運かもしれなかったが、慣れないことばかりで泣き入る日々が続く。そんな折、意周と名を改めた周七郎は、腹を括った。実は田河家は大名とは申せ、遠州の地にわずか一万石を領するのみで、江戸城内でも肩身が狭く、借銭も多い。大切な藩士と領民のため、藩の危機を救うには、幕閣内で出世し、要職に就くしかない、と思い知る。殿様の知られざる生活ぶりを交え、極小大名の逆転痛快劇を描く、期待の新シリーズ!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

出世若殿 田河意周 のシリーズ作品

1~5巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~5件目 / 5件
  • 出世若殿 田河意周 雨後の月
    682円 (税込)
    多々良藩田河家七男坊の周七郎は、旅籠に芸者をあげて騒ぎ、女買いをする、無駄飯食いの居候。が、驚天動地の出来事が降り掛かった。現藩主の兄・意邦の子が亡くなって世子となり、直後、病弱だった意邦までも急逝してしまったのだ。居候が突如、藩主へ……。思いもしなかった幸運かもしれなかったが、慣れないことばかりで泣き入る日々が続く。そんな折、意周と名を改めた周七郎は、腹を括った。実は田河家は大名とは申せ、遠州の地にわずか一万石を領するのみで、江戸城内でも肩身が狭く、借銭も多い。大切な藩士と領民のため、藩の危機を救うには、幕閣内で出世し、要職に就くしかない、と思い知る。殿様の知られざる生活ぶりを交え、極小大名の逆転痛快劇を描く、期待の新シリーズ!
  • 出世若殿 田河意周 幕閣への門
    693円 (税込)
    大名とは言うまでもなく、一万石以上の禄高がある者。ならば、遠州多々良に一万石のみを領する田河家藩主・意周はその最下級ということになる。その現実たるや、江戸城内では肩身が狭く、茶坊主にも悪さをされる始末であった。だが嘆くよりも、藩士と領民のため、幕閣内で出世してみせる──そんな野望を抱いて、今日も藩政に取り組んでいた。遠州灘に面した国表は、時折、異国船が姿を見せていた。その偉容に圧倒された意周は、無謀にも黒船と接触しようとする。そしてついにその日が……。ところがすぐさま、筆頭老中の使者が来た。国禁を犯したことを咎められ、取り潰しに遭うのか!? しかし、意周が耳にしたのは、信じ難い意外な言葉であった!大名の喜びと苦悩を描く、好評第二弾!!
  • 出世若殿 田河意周 巨城の奥
    682円 (税込)
    一生を冷や飯くいの居候と信じ、町人なみの生活を送っていた田河意周は、突如、藩主である長兄と世子が病死して、遠州多々良藩の当主となった幸運者であった。だが石高はわずか一万石……。そのための苦労と悲哀は数えきれないほどあった。大事な領民と藩士のため、立身出世する!まぎれもない大層な野心を抱く極小大名であった。水戸家・徳川斉昭の娘を娶り、奏者番の要職を賜るなど、順調に出世道を歩む意周はある日、江戸城大奥の使いに呼ばれる。大奥への口出しが多い岳父・斉昭の懐柔を懇願されたのだ。大奥との結びつきは、出世の大きな足掛かりになる──。意周と斉昭は、これをきっかけに驚くべき策略を思いつく!知られざる大名生活の情景を描く、好評第三弾!!
  • 出世若殿 田河意周 親子の鷹
    693円 (税込)
    御側御用取次──わずか一万石の譜代大名ながら、将軍の補弼にまで上り詰めた田河意周。朝廷の武家伝奏が近づいて来るほどの大役であったが、海防問題や将軍継嗣問題など、幕閣を巻き添えにする難題の対応に迫られ、城詰となってしまう日々が続いていた。そんな多忙の折、正室・お蘭が第一子を出産した。世継ぎとなる男の子ではなく姫君であったが、市と名付けられたこの幼子をめぐり、意周にある思案が浮かぶ。そして、下した決断──。将軍・徳川家慶、岳父・水戸斉昭、筆頭老中・阿部正弘らがその忠義を讃えたことで、意周は新たな局面を迎えることになる! 家臣や領民のため、野心を抱いて栄達を望んだ一大名の、数奇な運命を描く好評シリーズ、第四弾!!
  • 出世若殿 田河意周 天下大変
    693円 (税込)
    将軍に成り代わって諮問し、下命する御側御用取次に出世していた田河意周は、ときに老中たちに頭を下げさせ、十二代・徳川家慶の意向を掌中にして、まさに権威の絶頂にいた。だが、家慶が薨去し、強力な後ろ盾を失ってしまう。すぐさま世子家祥(のちの十三代・家定)の懐柔策を練る意周。自分を唯一無二の相談役と思わせることが肝要だったのだが、この動きに危機感を憶える者が意外なところにいた。これまで出世の後押しをしてくれた筆頭老中・阿部正弘であった。そしてついに、表向き御用の白書院へ呼び出される。覚悟を決めた意周を待っていた、その命とは……。“出世双六”の上がりを目前に、思いがけぬ運命が待ち受ける好評シリーズ、波乱の第五弾!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

出世若殿 田河意周 雨後の月 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

レビューがありません。

出世若殿 田河意周 雨後の月 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

コスミック時代文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

早瀬詠一郎 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す