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飾らない言葉で、女性としての凜とした美しさ、強さを十七音に乗せて、達吟家として輝かしいキャリアを積んでいる著者待望の第1句集。
川柳作家の母の影響で、子供の頃から川柳に親しんでいた著者。中学を最後に川柳から遠ざかっていたが、夫が定年日に著者の母の影響で川柳を始めたことを契機に再開。すぐに頭角を現した著者は、作家として指導者として活躍中。タイトルは国民文化祭とくしま2012年で徳島県議会議長賞受賞作やさしさを土偶の乳房からもらうから。
花筏まだプライドを持っている
やさしさを土偶の乳房からもらう
電気消すふっと白状したくなる
千羽目の鶴がきれいに折り上がる
両輪のリズム揃えて金婚譜
振り向けばまあまあでした女坂
生きている証わたしに影がある
煩悩が消えて魔法がかからない
老いらくの恋はとっても肩が凝る
ピーマンの真ん中無効だと思う
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