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Posted by ブクログ
〔本から〕
人生はなるべくシンプルに生きる。複雑にしてはいけない。複雑になっているとしたら、どうしたらシンプルになるか考える。
自分という作品を作っているつもりで生きていきなさい。
幸せの形はそれぞれ違うものであり、実はささやかなことだ。
むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに書くこと。
言葉はお金と同じ。一度出したらもとに戻せない。だから慎重によく考えてから使うこと。
決定的なことは最後まで口から出さない。
一番大事なのは、想像力。相手の立場になって考える癖を徹底的に身につけること。
笑いというのは財産である。
人の心は生もの。けっして便利ではない。生というのは自然そのものだから、どんどん形を変える。
人生の時刻表を作ることで、結果的には身近な目標を立てられる。
プロには美学というものがあって、その中で生きている人は静かに仕事をする。
プロになるのは厳しい。今の仕事がつらいのは、まだプロになっていないから。本物のプロになれば大変だけど楽しいよ。プロというのは、自分で決めたことはどんなことがあっても実行してしまう、強い魂の持ち主を言うのです。
いくつになっても働くことが、社会のためになっていると思えれば、その年齢特有の知恵を発揮して気持ちよく暮らせる。
「あいつに行ってもらえれば安心だ」と言われるような人間になれ。
Posted by ブクログ
不器用なリア王は愛する三女の直言を聞き入れられず悲惨な最期を迎えますが、賢明なる文豪、井上ひさしは不器用な三女に、自分の化身たる劇団を託し、その運営について病魔と闘いながら伝えました。結果、早すぎる死にも思える最期もとても幸せなものになったのではないでしょうか?言葉の大切さを大切にした作家が、深夜の長電話で愛娘に託した至言の数々。もしかしたらふたりだけの秘密であったものが、作品として本になったことは、やはり、井上ひさしの伝えたいことはひとりの娘に向けてというより、人間という存在全体に向けてのものだったから、実現したのだと感じます。一方、色々、葛藤と反発と敬愛を抱えた父と娘の濃厚な時間は、離れた家族の回復の物語でもありました。「父子鷹」の勝小吉と麟太郎、「巨人の星」の星一徹と飛雄馬なと、父と息子の成長物語はありましたが、父と娘のこのパターンの関係論は非常に貴重だと思いました。
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小説・文芸