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Posted by ブクログ 2023年11月19日
北斎の研究者と言えば、まず思い浮かぶ永田生慈さん。少し身構えていましたが、非常に読みやすく感激してしまいました。
たくさんの作品を残している絵師であるので、「こんなものも描いていたんだ〜」と軽い気持ちで作品鑑賞をしていましたが、きっとどれもが挑戦の一点だったんだろうと感じました。これからは改めます。...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月18日
北斎というひとの真の姿を知るにおいてこの本は重要な一冊。
北斎=富嶽三十六景という固定観念に陥り、もう少し知ると引っ越しの回数や住んでいた長屋の掃除を全くしない汚い部屋のイメージ、偏屈親父的解釈で終わってしまう。72才からの2年ほどの期間で描かれた富嶽三十六景で北斎をイメージしてしまっては、この偉大...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月12日
北斎の本懐以外にも代表的浮世絵絵師の説明や、浮世絵の歴史についても言及され、導入本としても使える。
日本では北斎人気はかなり遅く芽生え、彼の作品がなかなか重要文化財に登録されなかった歴史がそのことを物語っている。
それは北斎が形式張った作品を生み出さず、常に新たな作風へ挑戦する姿勢を生涯貫いたこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月30日
葛飾北斎の作品を生涯にわたって分析し、それぞれの時代の評価を行う。富嶽三十六景のような有名な晩年の作品群によって評価されており、また奇人である伝承から偏った評価になってしまっていると著者は述べる。20−35歳の勝川春草の一門に入り勝川春朗と名乗る。この頃に多くの作品を出し、浮世絵の役者絵から日本中国...続きを読む
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