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双子の鈴蘭とか
日和さんの母親はあなたが殺したの?と綾人君に迫りますが、ここは千代さんが、実際は綾人君の父親が多くの人を殺めてきたの、という話をするのが切ないです。彼にとってはそれでも大事な父親だったので、何もいえなかったという。
独白的なセリフが印象に残る作品です。
雪さんも綾人君を好いているようですが、やはりこの辺の気持ちもままならないです。
彼女には化け狸がくっついてきていますが。
後半には双子が忌み嫌われる因習も出てきて、鈴と蘭という名前の双子の霊が出てくる話も切ないです。かりそめの両親のフリをしつつも、2人は来世で良い両親のもとに生まれることを選択したようですが、これもどうなるのか、と思われてならないです。
かりそめの姿ではあっても千代・綾人と鈴・蘭は親子のようでもありました。
他にも千代さんが幼児の姿(雷様っぽい)のままになったりのエピソードもあり、ほっこりするところとしんみりするところがあります。
抒情的な作品で、久保さんの後に読んでいますが、こちらはこちらで好きです。
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