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ソクラテスもカントもニーチェも、実は驚くほどわかりやすくて、身震いするほどおもしろい! 「魂? 数学できれいになりますよ」by ピタゴラス 「神からの愛に対し、人々も愛で応えなさい」by イエス・キリスト 「他人も社会もどうでもいい。大事なのは自分だ!」by キルケゴール 代々木ゼミナールで圧倒的人気No.1の講師が、“易しく、おもしろく、テンポよく”教える、王道の哲学者29人。
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Posted by ブクログ
哲学はとっつきにくいイメージがあったが、時代背景×哲学者の個人的経験の2つのアプローチでかなり分かりやすく解説してくれているので、入門としては最適だった。実存主義以降はかなり難しかったので、補填する別の書籍を探したいところ。
ようやく哲学がわかる年齢になってきたのか、哲学 に関する本に興味を持って読んでいます。 確かにこれは読みやすかったです。 特に19世紀の実存主義の出現の理由は、産業革命 により個人が埋没していったことによる説明には、 肚落ちしました。 産業革命による社会の巨大化は、それだけ社会に 占める「個」...続きを読むの比重が薄められてしまう。そうする と「個」はどんどん希薄になり、絶対的だったはず の自分は無残にも「相対化」されてしまうという状 況が実存主義を生み出したという説明です。 また時々マンガのキャラクターになぞられた部分も 若者に向けた理解の手助けになるのでしょう。 こんな時代だからこそ哲学なのか。こんな年齢だか ら哲学なのか。とにかく今こそ哲学です。
マンガみたいにすらすら読めるという名前に恥じない、読みやすい本。 でも、文体の軽さに反して、内容は哲学入門に相応しいものだった。
1.哲学について基本的なことから学びたくなりました。 2.代々木ゼミナールで教えている著者が哲学について解説しています。高校生になると倫理や哲学などの科目が出されますが、受験に必要がないことが多く、苦痛になってしまうことが大半です。そんな経験をした著者が、コミカルに分かりやすく「哲学ってこういう世...続きを読む界」と表してくれているのが本書です。哲学をこれから学ぶ人は本書を手にするのが一番良いかと思います。 3.テンポの良さとコミカルさがたまらなく面白かったです。それだけではなく、大事な箇所はしっかり厚みを持って説明してくれるので、要所は外さないということも意識して読むことができます。 哲学は暇になった時にふと考えるという本書の言葉から「たしかにそうだな」と思いました。つまり、なにかを考えるための準備としては「暇」はとても有効だと言うことに気づけました。 一見して悪く捉えられる「暇」ですが、これはつまり「心にゆとりをもつ」という意味なのではないでしょうか。ゆとりがあるから新しいことを学ぶ空間ができ、アイデアや活動に取り組むきっかけを生むのだと思います。
「スラスラ読める」とか「何日で読める」とかそういう本はだいたいスラスラ短時間で読めないけど、この本は本当にスラスラスラスラ読めました。 各テーマの概略を説明する時以外、まったく専門用語が出てこなかったこと、専門用語もよーーーく噛み砕かれて説明されていたことがかなり良かったです。 あとがきの「シンクロ...続きを読む」がかなり印象に残りました。 本屋で見つけて、なんとなく買ったのは大正解でした。
哲学史をざっとさらうのに適した本。かなりくだけた言い方で書いてくれている。しかしやっぱり各哲学者が何を言いたいのか理解するのは難しい。。。各人の著書とかを読めば理解できるかなあ。読んでも理解できない可能性もあるな。 世界史や宗教・社会学とリンクさせて、読み返したい。 著者の個人的な考え・解釈もよく書...続きを読むいてあり、哲学史たちの言わんとするところを理解してない身には有り難かった。普通の感覚でツッコんでくれてるので、そうだよねと思えた。 漫画などを持ち出した変な例えは読み飛ばした。
第4章からちょっと理解するのが難しくなってきた というのも自身の啓蒙思想へのイメージと解説が乖離していたからかもしれない あと18世紀後半から19世紀前半、階級制度によって得られていた自尊心が制度の揺らぎによって個の存在意義の危機が訪れたくらいの説明は必要だと思う その点が読んでて違和感があった ...続きを読むマンガみたいにすらすら読めるは間違ってない 砕けた話し口調で私も受験生の時に著者の授業を受けたかったと思うくらい分かりやすい 倫理を受験に使う高校生や文学部系統の大学生、哲学を学びたい初学者におすすめ ニーチェは前々から興味があったが、ハイデガーの考えも面白いと思った
代ゼミで公民を担当する講師が軽い語り口で哲学を語ります。特に「いかに生きるべきか」にフォーカスしてます。 入門書はその著者によって取り上げられる面がさまざまなので、幾つか異なる入門書を読むといいと思う…そんな思いを新たにしました。 本書で構造主義を取り上げていないのは残念だけれど、構造主義を入れちゃ...続きを読むうと最後が締まらなくなってしまうからでしょうね。 そして、あとがきでジーンときました。
めちゃくちゃ頭にすらすら入ってきた。歴史との絡め方とか難しい部分の例えによる咀嚼とか、さすが有名講師だなという感じ。哲学の入門の入門としてはすごく良いのでは?全然知らなかった自分ですらここからさらに色々読みたいってなった。
哲学の話が少しでもわかるようになりたくて入門書として読んだ。 例えば現代でロジカルシンキング、クリティカルシンキングと呼ばれていて何冊もビジネス書が出版されているようなものが実は何十年も前から存在していて、ただラベルが貼り替えられただけだったことに驚いた。 読んでいてたくさんの偉大な哲学者のことを...続きを読む知ったけれど、ぼんやりとでも好みが別れそうだなと感じた。あとちょっと悪酔いする感じがする。 今度はまた時間のある時に、領域を絞って何か哲学関連の本を読んでみたいなと思った。
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マンガみたいにすらすら読める哲学入門
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