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由緒正しき超名門校の女子寮で、お手伝いさんのバイトをしている水田マシロ。ひょんなことから寮に住む超美少女なお嬢様たちが、実は“全員男の子”という秘密を知ってしまう。そのせいでいろいろ事件に見舞われたりもしたりと、寮生のみんなとも打ち解けつつある今日この頃。だけど、真っ黒な瞳が印象的な寮生・萌流は、マシロのことがまだ苦手な様子。そんなマシロと萌流を接近させるため、トラブルメーカー忍がひと肌脱ぐと言い出した!? マシロの“みずたま”な日々、いよいよ第4弾登場です!
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Posted by ブクログ
“カップを口に運ぶ。あったかくてあまいミルクティー。ほのかにマシュマロの味がする。
マシュマロが溶けているのか、ひと口目よりもあまい。
お茶とか、お菓子作りとか、なんてしあわせな魔法だろう。
だとしたら、萌流は、
「すごいなぁ、『魔法使い』みたい」
心の中でつぶやいた科白が、口からこぼれ落ちた。なにげなくだった。
そう、なのに、
「――――ッ!?」
萌流が、ビクッ、と身を震わせた。”
表紙可愛ゆす。
マシロン可愛ゆす。
この話もしにがみ。と繋がってるの?
うん?
“「だいじょうぶよ」
という誰かの声が聞こえた。
目を閉じて、夢で聞こえるあの声。不思議な響きの声<ウィスパーヴォイス。
傍らに目を向ける。散切りボブの少女が、眠っている。
「……土曜日の夜にね。ひとつだけ、嘘をついたんだ」
眠っているから聞こえないと思う。でも、何故か届くような気がした。
あの日、萌流も夢の中で誰かの声を聴いた。だから、夢の中で届けばいいんだ。
「フランスの名前があったりするかって訊かれて、ないっていったけど。……本当は、もうひとつ名前があるんだ」
それは“あのひと”が付けてくれた。もうひとつの名前。魔法の名前。
たいせつなひとにだけ教えることが許される。
散切りボブの少女がそうなのか、まだ、ぜんぜんよく判らないけど。
「ボクのもうひとつの名前。たいせつな名前……――ダニエル。ってゆうんだ」”
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