あなたに捧げる赤い薔薇: 2 青い薔薇を乞う

jupiter / アオイ冬子

「すまない。幻滅され嫌われても手放せない」悪妻として噂されていたローゼンシュタイン伯爵夫人オフィーリア。夫オルフェウスが愛する人と結ばれるため悪妻を演じていたはずが、彼が愛していたのはオフィーリア自身だった。誤解も解け、オルフェウスと共に歩み始めた彼女の前に夫を慕う女性が現れて――!? 美貌の伯爵と新妻のすれ違いラブロマンス続編。書き下ろし長編＆夫視点で語られる出会いから現在の物語を収録して登場！

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル / その他女性向けラノベ
• 出版社: 一迅社
• 掲載誌・レーベル: アイリスNEO
• 電子版発売日: 2017年10月10日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 16MB

[ぺこ · ★★★★★]

切ない

1は、勘違いから、まわりを大きく巻き込んで悪妻を演じる彼女が、滑稽だけれども とても まっすぐで、胸が締め付けられました。
なんとか、誤解も解け まわりの助けもあり 丸くおさまり、私も嬉しくなりました。

2は、その後と彼の彼女と出会う前と1の彼視点

1だけでも、楽しめたけど、2も読んで良かったな。

[花花 · ★★★★☆]

それなりに読み応え有り☆

夜更かしして読み切ってしまいました(°▽°)
突っ込み所は多々有りますが（何故？結婚前に妊娠した筈なのに？7歳も年上？？？2か月しか淑女教育を受けてないのに？そんなに完璧に出来るもの！？)結構満喫は出来ました。
でもイラストが・・・どうやって選ぶのでしょう？男性はまぁ良いと思いますが、女性の雰囲気が元気良過ぎて、儚げな感じとか全然無いし⤵︎イメージと違って、途中で挿絵入るとガッカリ⤵︎⤵︎⤵︎むしろ要りません。

[佳香 · ★★★☆☆]

拗れてたなぁ。

恋の一つもしたことがなかったオルフェウス・・・いやはや、執着愛の主とはなかなかです（苦笑）
そして、やっぱりダイアナは好きじゃない、というかこの巻を読んで嫌いになりました。流行病で何もかも失って、結婚も諦めたというのなら、ダメモトで告白しちゃうのもアリだったでしょうに。想いが通じるかは別の話だけど。自分の勝手な想いだけを優先させて屋敷にとどまるだなんて、虫が良すぎる。女中頭のエルザが正しかったんですよ。
そして、オフィーリア。ここまでくるともう、人が良いとか心が美しいとかではなく、ちょっと痛いと感じました。
人の悪い部分も見てきたはずなのに、あんなにまで他人を信用してしまうのは、もうお花畑に近い頭なんじゃないかと心配になるほどです。
ダイアナは、そんなちょっと痛々しいオフィーリアのおかげで、世間からの評判を損なうことなく、自分が欲しいもの全てを手に入れることができたのを心から感謝すべきでしょうね。