「この忠誠はあなただけのために」幼き日、姫は少年から生涯変わらぬ真心を送られた。姫の名はミシェル・バースト、少年の名はアンバー・クリムゾン。跡取りとして精力的に暮らす彼女の日常は、弟の誕生により一変する。政略結婚の駒となることを余儀なくされた彼女が選んだ新たな道――それは、誰にも負けない“王子”になること!? 美しく勇ましい姫君と、そんな姫君に振り回される執事見習い+竜の両片想いラブコメディ!
話が進む間に上手く謎や黒幕の布石が散りばめられ、飽きることなく読めた。小さく弱い弟が一番冷静で切れ者で、美味しいところを掻っ攫っていった感じ。姫さんと執事、人間臭い子竜、体は小さいけど人間的に大きな弟。魅力的なキャラたちだった。
面白くなかったわけではないんだけど、一冊で終わるには内容がとっ散らかり過ぎてたし、キャラも多すぎたし、勿体ないなと感じた。
続きでないのかな?