村上春樹と私―日本の文学と文化に心を奪われた理由

村上春樹と私―日本の文学と文化に心を奪われた理由

1,650円 (税込)

8pt

4.0

「私は完全に村上作品に魅了されたのだ。専門的な学者としてよりも一個人として、ただのファンとして、村上作品に夢中になった」――日本の近代文学の研究者であり、ハーバード大学教授であったジェイ・ルービン氏。ひょんなことから、当時話題になっていた村上春樹作品『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を読んで、度肝を抜かれたという。それ以来、村上作品のファンとなり、村上作品を世界に紹介する翻訳者となっていく。
本書は、『1Q84』『ねじまき鳥クロニクル』をはじめとする村上春樹作品、夏目漱石『三四郎』、芥川龍之介『羅生門』など数多くの日本文学を翻訳し、その魅力を世界に紹介したジェイ・ルービン氏が、村上春樹さんとの出会いと交流、日本文学の翻訳の難しさ、そして愛する日本のことを綴る好著である。

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村上春樹と私―日本の文学と文化に心を奪われた理由 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本文学、日本文化に対する熱量が半端なく、読んでいるこちらのハートが熱くなる。

    村上春樹がメインだが、芥川龍之介、能、そして、翻訳、自作の小説『日々の光』など、多岐にわたる。

    重複がいくつかあるが、微妙に異同があるので、まあ、よしとしよう。

    日本語が美しい。

    0
    2018年10月06日

    Posted by ブクログ

    著者は村上春樹氏の翻訳者なので2015年に出版された小説と村上作品の雰囲気が似ているのはある意味当然、好ましく思っていた。
    ところが『日々の光』(初めての小説)は、村上春樹との交流が始まる前、既に完成していたと知り驚く。生まれも育ちも違う二人だけど出会うべくして出会ったのか。
    ほかにも運命の引き合わ

    0
    2017年04月15日

    Posted by ブクログ

    村上春樹の翻訳者として有名なルービン教授の翻訳夜話。
    この人のはノルウェイの森を読んだだけですが、春樹っぽい忠実な訳で良かったです。
    ネジマキ鳥は流石に長過ぎて読む気力が…

    0
    2018年11月08日

    Posted by ブクログ

    永年の大いなる疑問がある。
    もし私の母国語が英語だったとして、やっぱり今と同じように村上春樹が好きだったろうか?

    というのも、私は、村上春樹さんの書く日本語が本当に本当に好きだけど、物語の内容、つまり、ストーリーラインとかキャラクターとか結末とかは全然好きじゃないことの方が多いから。
    だから、違う

    0
    2019年06月18日

    Posted by ブクログ

    村上春樹の海外での評価へ、翻訳に関する話しは面白かった。芥川に関する話しなんかも読んでて興味深かった。しかし、作家の個人的な日本の話しや、息子の話は残念ながら興味ない。残念ながら翻訳家であって本格的な
    作家でもエッセイストでもない。

    0
    2016年12月29日

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