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「大地はこの身体を受け入れてくれない」。十四歳の少年と少女、吸血鬼となったふたりの運命は…。ワールドワイドに熱狂的ファンを持つ日本漫画界が誇る魔神・丸尾末広、美しさと残酷さに溢れた代表的傑作長篇が、手に取りやすい新装版として、待望の刊行!(全2巻)
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Posted by ブクログ
2/2 大判で既読だが読みやすいサイズで再読してみた。 20年前に丸尾末広を知ったときは「これが正解だ! 極北だ!(何の、かはわからないけど)」と驚いたものだが、 今では丸尾すら何かのバリエーションの一部でしかなく、というか積極的にパッチワークを行うことで逆説的に独自の世界を構築しているのだ、と判...続きを読むるようになった。 築かれるのは、ノスタルジックでリリカルな嗜虐と被虐の塔。 もちろんこの塔は古びた廃墟か、あるいは屹立する肉棒で、全体が汗と性欲と反吐でぎとぎとしている。 すべてがそうだから、この作品だけ取り出してどうということもないのだが、敢えてつらつら書くなら。 ・吸血鬼界隈以外の辺見という少年を配置したのが、前半の推進力になっている。 ・宮脇留奈が素晴らしい。覚醒とはこういう顔であらねば。というかこの人の描くティーンエージャー少女の顔って理想的。 ・サーカス趣味が、あくまで挿入された趣味程度にとどまっているのが、やや珍しいか。 ・アクションもいいものですね。大友克洋「AKIRA」っぽいチェイスも。 ・後半はやや失速気味? ・パスカル・ロジェ「マーターズ」っぽく現れた女性って結局何なの。 ・「永遠の若さ」が裏切られる展開は、結構凄みがある。 ・萩尾望都「ポーの一族」でも感じたことだが、吸血鬼になっても「道連れ」を望んでしまう精神って何なのだろう。あるいは吸血鬼の孤独が同志を欲望する。人そのものの精神の形でもあるんだろうけれど。 ・本の装丁も素敵。コミックビームは偉い。
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