ゴースト≠ノイズ(リダクション)

ゴースト≠ノイズ(リダクション)

小説・文芸
693円 (税込)

3pt

3.9

ぼくが1年A組の幽霊になって、一月が経過した――高校に入学したばかりのころの失敗によってクラス内で孤立し、いまでは幽霊扱いされている一居士架(いちこじかける)。惨めな日常を過ごしながらも限界を感じていた架は、十月の席替えで前の席になった玖波高町(くばたかまち)に突然話しかけられる。それは彼の苦しみに満ちた毎日に変化をもたらす、小さくも確かな予兆だった。時を同じくして、校舎の周辺では蝶結びのメッセージを残した動物の死骸が相次いで発見され、休みがちになった高町は何かに思い悩むような様子を見せはじめる……。圧倒的な筆力と繊細な技巧が紡ぎ出す、静謐な感動に満ちた青春ミステリ。/解説=大森望

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    東京創元社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    創元推理文庫
  • タイトル
    :
    ゴースト≠ノイズ(リダクション)
  • タイトルID
    :
    378974
  • ページ数
    :
    350ページ
  • 電子版発売日
    :
    2016年06月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

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ゴースト≠ノイズ(リダクション) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    主人公とヒロインのありがちとも思える設定から、それぞれに予想の斜め上をいく展開で意表を突いてくる。青春の痛みを新たなかたちで描き出して、最後には晴れやかな世界が広がる。

    0
    2017年06月25日

    Posted by ブクログ

     不思議な読後感だ。

     読み終わったときには、なんかよく分からないミステリーだったと印象だ。
     次の日の午前ごろ、あぁ、そういうことだったのかと思い出して徐々に分かってくる。

     読者へのミスリードを繰り返して筋がわかりにくくなっているが、よくよく思い返すと筋が通っている。

     話の構造は良い。もったいないのは、話がもやっとしていて結局よく分かりませんでしたで終わってしまう人が多いだろう。俺も完全にはよく分かってないし。

     特にずるいのは主人公が握手したとき、自分の手が透けて見えたという表現は読者の混乱を招いただろう。結局、こいつは何なんだ。
     それが最後まで見えてこない。


     そして、主人公の性格にイライラするのは、親の顔色を窺って、友人の顔色を窺って、自分を失くして生きている姿、そして一つの大失敗でクラスから孤立した過去を知っているから。誰かに似ているから。

     ゴースト、ノットイコール、ノイズ(リダクション)

     ゴーストはノイズじゃない。それを消していく。タイトルも意味深だ。


     高校入学七か月目にして、給湯室から運んできたお茶を女子グループに盛大にぶちまけ、クラスから孤立した”幽霊”と呼ばれる僕に声をかけてきたクラスメイトがいた。

     玖波高町は、存在感の無い自分を利用する。他の人には言えないから。

     校舎裏では殺された小動物の死骸が何度か見つかる。文化祭の最中の男子生徒の自殺、そして養護施設から引き取られた高町の過去、病弱な高町の妹を中心にした玖波家の関係。

     玖波高町は何に不満だったのか。

     幸せなはずの家に火をつけた高町に、幽霊の僕は何をしたかったのか。

    0
    2016年08月20日

    Posted by ブクログ

    主人公の存在のあやふやさが面白い。多くのモチーフを盛り込み過ぎている感じがする。もっとシンプルにしたなら強烈な印象を残しただろうに。少し勿体ない。

    0
    2016年06月30日

    Posted by ブクログ

    不思議な後読感。読んでいる間、主人公は実体があるのか、それとも本当に幽霊なのか、悩まされ続けます。そして全てが収束する結末。ちょっと他では読んだことがないようなお話です。

    0
    2016年06月20日

    Posted by ブクログ

    青春。ミステリ。学園。
    読み終わって、結局よく理解できない自分の読解力のなさが残念。
    解説的には、いろいろな解釈ができるような作品らしい。
    ミステリの要素を抜いても、青春小説として十分に楽しめる内容だと思います。

    0
    2016年09月16日

    Posted by ブクログ

    基本ラインはもっとシンプルだろうに、入り組んだように書かれてるので、お話の魅力がちょっと削がれたように思いました。凝った作りだとはおもうのですが、ちょっと入り込めなかった、、。

    0
    2016年07月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    謎を核として展開するミステリではなく、そうなるだろうという予測を気持ちの良いくらいひっくり返す展開で魅せるミステリ。そして、それが一度だけではなく、何度も何度もなのだ。各エピソードだけで短編が書けるのではというネタを惜しげもなく注ぎ込み幽霊と呼ばれる主人公の男子高生と彼が見えて話しかける女子高生の2人の物語を加速度的に盛り上げていく。衝撃の死から以降、終盤に明らかになる感情の発露は衝撃的。下卑た想像を容易に超えていく真実は彼女だからこそ痛いのだろう。家族と青春を語りによって見事に描き出している傑作。ただ、内容の素晴らしさに反して、このタイトルだけはちょっとどうかと思うのだよ。

    0
    2018年10月09日

ゴースト≠ノイズ(リダクション) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    東京創元社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    創元推理文庫
  • タイトル
    :
    ゴースト≠ノイズ(リダクション)
  • タイトルID
    :
    378974
  • ページ数
    :
    350ページ
  • 電子版発売日
    :
    2016年06月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
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