残念な警察官~内部の視点で読み解く組織の失敗学~

残念な警察官~内部の視点で読み解く組織の失敗学~

ビジネス・実用
836円 (税込)

4pt

4.3

深刻な警察不祥事はなぜ起こるのか? 一部の不適格者がいるだけ? それとも組織そのものに問題がある?――元警察官僚の作家が読み解く、日本警察史に名を遺した「四大不祥事」。単なる批判や擁護ではない分析から見えてくるものは何か? 誰も語れなかった日本警察論。

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残念な警察官~内部の視点で読み解く組織の失敗学~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ・一事案に対する認識のズレ
    厳つい警察署に駆け込んできた市民の気持ちは
    どれほどのものだったか~
    多数の事案処理に追われているが、1つ1つは市民の生活上で起こりうる大トラブル。
    多数の中1つの考えではいけない。

    ・ただ警察に期待するだけの市民
    情報提供。
    「警察が解決してくれるさ」ではなく
    近隣の異常なども報告してみては?
    警察官も
    「最近、何か変わったことは?」
    で防げた犯罪もあるかも。

    ・多数すぎる事案
    警察の取り扱いと思われる事案
    警察の取り扱いと思われない事案
    判断の難しい事案
    警察全体をひっ迫させてしまっている。

    0
    2026年09月18日

    Posted by ブクログ

    警察自体に問題がある場合と個々の警察官に問題がある場合を、元警察官の著者が、警察と市民の視点から分析しています。
    「なんでそんなんすんの?」ということでも警察の内情を知ることによって腑に落ちることが多かった。
    勉強になりました。

    #読書 #読書記録 #読書倶楽部
    #残念な警察官
    #古野まほろ
    #2017年20冊目

    0
    2017年04月15日

    Posted by ブクログ

    著者は元キャリア警察官僚のミステリ作家で、「警察内部の視点」を保ちつつ、「市民としての視点」で警察を見、警察に接していると自認している。その著者が、桶川事件、神奈川事件、新潟事件、石橋事件という警察四代不祥事のそれぞれについて、①事案そのものの概要をまとめた上で、②「市民としての視点」からの批判、③「警察部内の視点」からの説明を検討していき、④「今は市民である元警察官としてどう考えるか」という、著者なりの総括を試みている。この本の試論を通じて、「警察官の視点」と「市民の視点」の橋渡しをすることを意図している。著者の小説『新任巡査』のこの本のフィクション版であるという。
    先に小説『新任巡査』を読んでいて、それもとても面白かったが、本書もたいへん興味深かった。不祥事について、『腐ったミカン型』(個人の問題)か『腐った果樹園型』(組織の問題)かを区別して分析するなど、警察組織に限らず、組織の失敗はなぜ起こるのかを考えるのに有益な内容だった。また、普段なかなか窺い知れない「警察内部の視点」からの分析は読みごたえがあった。元警察官僚ではあるが、著者が言うように、警察の視点、市民の視点から中立的に分析されていると感じた。

    0
    2017年01月28日

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