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1967年、広島から一人の青年が上京、志も高く医学の道を歩みだした。個性的な面々が集う学生寮での新生活、教授に対する反発心、初めての解剖学実習のこと、学生運動への違和感、臨床実習で患者を前にしたときの不安、卒業試験……。後年医者をやめることになった著者が、医学生時代に体験した気恥ずかしくて情けない、けれど充実した出来事の数々を、軽快なタッチで綴った好評エッセイ。 シリーズ第3弾!
本書は、一九九六年九月に平凡社ライブラリーとして刊行された『新宿医科大学』を改題のうえ文庫化したものが底本です。
Posted by ブクログ 2011年07月12日
題名からして、結構重い深い本かと思ったらぜんぜんそんなことはなく、結局のところ医者を辞めた理由もよくわからないままに終わる。が、医者も私たち会社員と同じように、「一職業」なんだな~となんだか納得させられた。やっていることの内容は違えど、仕事に対して違和感を感じる部分やら、あせりやら、悩みやら・・・。...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月13日
「ぼくが医者をやめた理由青春編」3
著者 永井明
出版 角川文庫
p18より引用
“しかし、あっちにふらり、こっちにふらり、一ヵ月もするとす
ぐに気が変わった。ただ不思議と、医者になりたいと積極的に思
ったことはない。”
元医者である著者による、著者の医学生時代の思い出を綴った
一冊。
進...続きを読む
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